上原です。

最近読んだ本で面白かったのがこちら。

私自身は歴史はそこまで詳しい方ではありませんが、そんな私でもこの本はすんなり読めました。

恐らくその要因というのは、

「お金を軸に歴史が語られているから」

だと思います。

よく学校等で習う歴史では

「誰々が戦争してどっちが勝った」

とかそういう風に習いましたよね。

しかし、戦争の背景には「お金」が絡む事も多いですし、その勝敗にも「お金」が影響する事が多いのです。

例えば、誰もが知っている日本の武将と言えば織田信長ですよね。

彼が本当に優れていたのは

「お金の流れを掴む力に優れていた」

という点です。

例えば、戦争に強くなるためには農民兵ではなく常備軍を持つことや、鉄砲を持つことが大事です。

しかし、それにはお金がかってきます。

だから多くの国が実現できなかったわけですね。

その中で信長が戦争で強くなれたのは軍を近代化できたからで、そこには経済力が大きな要因になっていました。

そして、他国から抜きんでて経済力をつける政策を進めていたという点で優れていた、というわけです。

つまり、「戦に強い」から勝てたわけではなく、「経済力があった」から勝てたという事です。

で、この本を読んで感じたのが今も昔も変わらずに「仕掛けられる側」と「仕掛ける側」が存在するという事ですね。

もちろん、「仕掛ける側」が賢くて「仕掛けられる側」が馬鹿だとかそういう話ではなく、事実としてこの二つが存在するという話です。

何だかんだで昔は

「組織の中で高いポジションにつく」

という事が唯一の「仕掛ける側」に回る方法であり、そのためには身分だとか「超えられない壁」がありました。

織田信長の事を「凄い」という人は多いし、もちろん歴史に残る凄い人物なのですが、そもそも論として

「たまたま武将の息子として生まれた」

から「仕掛ける側になれた」という側面もあると思います。

つまり、たまたま

「最初から組織のトップとして生まれた」

わけで、だから歴史に残る事が出来たわけです。

同じように、商人として大儲けした人は

「たまたま商人の家に生まれたから」

というのが大きな要素だったわけです。

という事で、「仕掛ける側の条件」としては「生まれた境遇が良かった事」が大事なわけですね。

江戸時代なんかに生まれて身分がたまたま「農」であれば、いくらお金を稼ぎたくてもそもそも無理なんです。

そう考えると今は本当に恵まれた時代だなとこの本を読んで感じました。

ネットを使えばその辺のニートでもその気になれば仕掛ける側に回れますし、「国を変える」とか大それた目標じゃなく「お金を稼ぐ」程度であれば誰にでも可能な時代だからです。

歴史とは面白いもので、

「庶民のポジションからの目線」

で歴史を読むと、実は劇的に変化したのはネットが出てきてから、この20年とかだと感じました。

この本を読んでも

「誰が支配者になるか」

が変わるだけであって、庶民の立ち位置自体はごくごく最近まで別に大した変化なんてないなと思いましたからね。

平清盛がどうとか信長がどうとか竜馬がどうとかは、あくまでも「仕掛ける側 = 支配者層」側のお金の話であって、庶民がどうだったのかという事についてはそんなに今まで大差なく、一言でいうと「逆転不可能」なわけです。

しかし、現在はある程度「逆転可能」になっています。

いくら貧富の差が拡大しているとか言っても、庶民の可能性としてみたら現在のほうが明らか有利です。

本書のメインテーマはそこではありませんですが、そこが一番の大きな変化だと思いますね。

という事で、あまり歴史では触れられない庶民のお金とかも踏まえて読んでみると面白いと思います。

さて、前置きが長くなりましたが本題です。

ちょっと相談があったんですが、

「ネットビジネスでこれから情報発信をしたいのですが読者に嫌われないか不安です。どうしたらいいでしょうか?」

という内容でした。

という事でこの点について書いておきます。

ネットビジネスで読者に嫌われる不安は必要か?

まず私がネットビジネスで良いなと思うのは

「やりたい放題だから」

という点にあります。

もちろん、法律は守らないとダメですが、それさえ守れば余計なルールはほとんどありません。

例えば、会社には目に見えるルールもたくさんある上に同調圧力のような

「良く分からない謎の空気」

も裏ルールとしてあったりしますよね?

「誰々さんが帰るまで自分も席を立ってはいけない」

みたいな謎のルールです。

そういう「空気みたいなもの」が無数に張り巡らされて「非常に行動しにくい」のがリアルの世界であり、そのためにやたらストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。

そういう裏ルールは漏れなく行動力を奪います。

最初のうちはどれだけやる気満々でも、そういう環境に5年や10年いればどうなるかです。

例えば、物凄くやる気が高くて稼ぐ気満々の新入社員がいたとしても

「こういうプロジェクトをしてお金を稼ぎたいんです!」

と上司に訴えたところで

「そんなものは無理だ」

と言われて終わるか、もしくは職場の空気みたいなものに支配され

「そもそも、お金を稼ぐための行動すら出れない」

ようになるわけです。

要は、何かしらの組織に所属した時に

「仕掛けられる側」

のポジションに自分を置いてしまうという事です。

だから、会社の上層部や上司の都合が大事で、それに沿って動かないといけない側面があるわけですね。

そして、こういう環境にずっといると

「あらゆる意欲」

が削がれていきます。

常に周囲の目を気にして

「正しくできているんだろうか?」

とかそういう正解かどうかを気にしているような状態です。

ある意味、精神に異常をきたしている状態です。

しかし、ビジネスを個人でやるとなると誰かの機嫌をとったりだとか根回しだとか、そんな事をする必要は当然ありません。

ブログを立ち上げようがメルマガを作ろうが全部自由ですし、別に極端な話、好きな事を書き放題なわけです。

言うまでもなく、別に誰かに嫌われようが

「来たくない人には来てもらわなければいい」

だけの話でやりたい放題、勝手に何でもできます。

何故なら、自分自身が「仕掛ける側」だからです。

言ってみれば

「自分でお客を選ぶことも可能」

なわけです。

リアルの世界だと誰かに嫌われたら終わりの部分がありますが、少なくともブログの世界で「特定の個人に嫌われるダメージ」なんてほぼゼロです。

むしろ、そういう人がこないように記事を書く方が良いですし

「嫌いな人はお断り、好きな人とだけノーストレスでやる」

という選択ができるのが良いところだと個人的には思います。

そういう点で情報発信をする際に

「誰かに嫌われるかも?」

と思う必要は一切ないと思いますし、むしろ

「誰かに嫌われることで別の誰かからは好かれる」

と思いますね。

逆にこの世界で誰からも好かれようと八方美人になる必要もなく、特定の人とだけ関わる方が間違いなく良いと思います。

>>ネットビジネス、全員から好かれようとすると誰からも好かれない

ちなみに、ネットビジネスでも最初のうちは

「お金を稼ぐ事」

が基準かもしれませんが、ある程度稼げるようになってくると別に何もしなくても毎月7桁稼げるようになってきます。

すると、「お金」の重要性が相対的に落ちて

「この人とだったら楽しくビジネスできそうだな」

とかそういう「人」が基準に変化していきます。

逆に「ストレスを感じる人」とは敢えて関わらなくなりますし、お金のために誰かにおべっかを使うとかもあり得なくなります。

そしてもう一つ大事なのが、ネットビジネスの世界には

「正しい一つの答え」

があるものでもないので、

「間違いでもいいからとにかくやる」

という行動を取る方が伸びるのも早いです。

「こう書く事で誰かが変に思わないだろうか」

だとかそういうのも別に悩む必要はないです。

結構、今までの環境で

「誰かの目を気にしていた」

とか

「常に正しいかどうかを気にしていた」

という場合は中々ネットで好き勝手できないかもしれませんが、法律を違反せず、なおかつ常識の範囲であればもっと自由にやったほうが良かったりもするので、その点は意識してみてください。

ネットビジネスなんていくらでも失敗し放題ですからね。

>>ネットビジネスは失敗し放題

という事で参考にされてください。

それでは上原でした。

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