上原です。

本業で地方へ行ってまして、現在その帰りの道中で手すきなので、新幹線に乗りながら記事を更新しています。

さて、今年はビックニュースが続いていますが、とりわけ話題になったのが元プロ野球選手の清原選手の覚醒剤問題ですね。

これから芋づる式に芸能人が逮捕されるのでは?という予測なんかも出ています。

私はもちろん覚醒剤を使った事はありませんし、どんなものなのかも分かりません。

ただ、ビジネス的な視点で覚醒剤をみた時に

「これから先もなくなる事はないんだろうな」

という事は明らかに分かるし、今後も同様のニュースは増えていくと予想しています。

また、ネットビジネスと全く関係がないように見える覚醒剤問題ですが、大きな視点で見ると結構共通点もあるように個人的には感じています。

という事で今日は覚醒剤とネットビジネスの共通点について書いていきたいと思います。

覚醒剤が世の中から消えない構図とネットビジネス

まず、覚醒剤をはじめとした麻薬の類は言うまでもなく人間にとって害しかないものです。

にも関わらず、この世の中から消えないのにはそれ相応の理由があるからです。

それは単純に

「大金が動くから」

ですね。

覚醒剤は依存度が究極に高く、一度手を出すと一生涯

「覚醒剤を求め続ける体質になってしまう」

わけです。

という事は、覚醒剤を売る側からしたら、最初は無料でも何でも相手に渡して依存させてしまえば、一生涯売り続けることが出来るわけです。

相手が金持ちであれば大金を吹っ掛ければ売れますし、貧乏人でも「買えない事はないくらいの値段」で売れば全財産を投げ打ってでも欲しがります。

清原さんも全財産を失ったとかニュースになっていますが、それ程お金が流れていくという証拠です。

マフィア映画などを見ると麻薬で大金を稼ぐみたいなシーンが高確率で出てきますが、麻薬が儲かるのにはこういう背景があるわけです。

世界には国レベルで麻薬の元締めになっている国があったり、CIAとかも裏側では麻薬ビジネスに関わっているという話もありますが、いずれにせよ

「とんでもないお金を生み出す裏ビジネス」

になっているという事です。

だからこそ、アメリカの一部の州でマリファナなどが合法になって税収に充てているわけですね。
(本音レベルでは国もお金を取りたいという事です)

そして、その背景にあるのが

「依存」

というキーワードです。

人は何かに依存するとその依存対象に全てを捧げてしまうようになるという事が多々あります。

自分自身が依存しているつもりがなくても、知らず知らずのうちに依存してお金を使ってしまう。

そういう事が多々あるわけなんですね。

要するに、「依存状態を作り出す」事が出来れば、お金を吸い上げることが出来るという事です。

麻薬は違法ですが、合法的なビジネスでも「依存」を利用して大金が生まれる産業はたくさんあります。

・タバコ

・ギャンブル

・宗教

・アダルト

この辺りです。

タバコが健康に悪いにも関わらず世の中からなくならないのも

「依存 = 儲かる」

という図式があるからです。

元締めが儲かるのはもちろん、税金をかければ国も儲かります。

タバコ税なども今後さらに増税されるのは100%間違いありませんが、それでもタバコに依存している人であれば、お金を支払い続けるのもまた間違いないでしょう。

また、ギャンブルも

「稼げる可能性が低い」

と、思っていても辞められないわけです。

例えば、パチンコなんかは巨大産業になっています。

いくら貧乏でもパチンコが辞められなくて借金を抱えてしまうとか、そういうケースは多々あります。

逆に言うと、その依存状態の顧客を持つパチンコ屋は相当儲かるわけなんですね。

これも「依存」を利用したビジネスで、元締めが儲かるという仕組みになっているという事です。

或いは、つい最近タレント女医が逮捕されていましたが、彼女はホストクラブ依存でホストクラブに払うお金を作るために事件を起こしたとも言われています。

ここまでの話を踏まえて、「依存」というキーワードでネットビジネスを見ていくと「依存させる事」を狙ったネットビジネスも非常に多いという事が分かります。

・「あなたがやる事はワンクリックだけ」

・「何もしなくても大金が転がり込んでくる」

・「私のビジネスに参加したら億万長者確定」

こんな謳い文句のオンパレード。

その狙いは「依存させること」にあるわけです。

何故なら、依存状態にさえなってくれたら大金を落とすからです。

ネットビジネスと言っても「ビジネス」という感覚で全うに活動していればOKですが中には「ギャンブル」という感覚で取り組む人も一定数います。

そういう人の発想は

「当たれば大金が転がり込んでくる」

という発想を持っているわけです。

このような考え方を持つとギャンブル依存と何ら変わりません。

故に、仕掛け人の思うつぼでお金がドンドンなくなっていってしまう・・・

というわけです。

私が参加したセミナーでもそういう話も聞いていますしね。

>>上原が参加したセミナーで語られた「情報弱者から搾取せよ」の驚きの実態とは?

もちろん、良心的にビジネス活動をしている人も多くいるのですが、このような「依存」を利用する人も
一定数存在する、という事です。

だからこそ、

「他者依存をせずに自分の力で稼ぐ」

という事が大事になってくるわけですね。

ネットビジネスで過度に「他者依存」するのは危険

ここまで見てきたように

「依存を利用したビジネス」

が世の中に多く、その為に

「誰かに稼がせてもらう」

という依存マインドが非常に危ない考え方だという事が分かります。

こうした状態だと稼ぐのは難しいですし、下手するとお金を失ってばかりになります。

ただ、確実に言える事としてはこれから先も

「依存を利用したビジネス」

はなくならないという事です。

何故なら、依存ビジネスこそ最も儲かるからです。

一見すると良心的な人であったり、本当に親切そうに見える人が実は依存を仕向けているかもしれません。

そういう手口はより洗練されて巧妙になっていくのは確実ですし、より騙されやすくなるというのも確実と思ってもらって良いです。

もちろん、高額塾だとかそういうものの全てが悪いというわけではないし、

「楽に稼げる事」

を打ち出せば、より売れるのもコピーの歴史を見る限り事実で、その背景の中で

「過度な広告が多くなっている」

というのが実情です。

過度な広告が増えている背景には

「楽して稼ぎたいという需要が存在する」

から供給も生まれるという事になるわけです。

要は、依存を仕掛けている人だけの問題ではなく、「楽して稼ごう」という人が世の中に多いからその人に向けた広告も作り出されるという事。

この構図はこれから先も間違いなく続くはずです。

だからこそ、他人に過度に依存せずに「自力で稼いでいく力」をつける事を常に意識して下さい。

参考にされてください。

それでは上原でした。

PS.

ここでは、

「依存はよくないよ」

というような事を書きましたが、実際問題として、

「100%誰にも依存しない」

というのが難しいのもまた事実です。

私自身も100%自分の力できたかと言えば、決してそういうわけでもありません。

大事なのは、

「100%、自分のビジネスを他人に委ねない」

というスタンスだと思います。

何にせよ、どこかで誰かに助けられて前に進んでいくのも事実で、行き過ぎたものでなければそれは依存ではないと個人的には思います。

常に主導権は自分自身に持ちながら、時に他人の力も借りつつ依存せずに自分の力をつけていく。

こうしたスタンスの方が賢いと思います。

PPS.

ちなみに、世界では今麻薬ビジネスが裏側ではとんでもないほど大金を動かしています。

一般的にも有名な話ではありますが、メキシコは麻薬の温床になっています。

その背景にあるのはアメリカの麻薬需要です。

「何故、アメリカに麻薬需要があるのか?」

それはアメリカは医療費がとんでもなく高いからです。

盲腸の手術に100万円かかるのがアメリカです。

その中で多少痛みがあっても気軽に病院に行けない貧困層が多いわけですね。

それを解決するのが麻薬だったりするのも実情です。

モルヒネが痛み止めになるのは一般的にも知れた話ですが、同様にして麻薬を痛み止めに使う需要があるわけです。

そして、最初は安価でそれを売ってしまえば貧困層は依存状態になります。

すると、全財産をなげうってでも犯罪をしてでも麻薬を欲しがるようになるというわけです。

そして、そのお金がメキシコのマフィアに流れている、という事になるというのは想像に難しくないはずです。

しかし、メキシコのマフィアが預ける銀行は、実はシティバンクや英HSBCになっており、マフィアが儲かれば儲かるほど欧米の多国籍企業も同時に儲かる仕組みになっています。

つまり、「汚いビジネス」をメキシコにやらせ、「美味しいところ」を多国籍企業が持っていくという世界的な仕組みが存在するという事です。

また、メキシコのマフィアのボスがため込んだお金を引き出そうとすると、秘密裏にボスが暗殺されて、お金が行き先不明になる・・・なんて不思議な事もあるわけです。

それがどこに流れているかは不明ですが、アメリカなどの国に流れている可能性もあるという事です。

ネットビジネスでも表に出てきて大金を稼いでいる風に見える人がいますが、実は裏側には黒幕がいたりして、どこかにお金が流れるという構図があるわけです。

この辺は「世の中の裏側」をどこまで観察するかですが、基本的に「表に見えている世界」は100%真に受けない、という事は意識しておくといいかもしれません。

という事で余談ですが、参考になれば幸いです。 

PPPS.

PS.
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