上原です。
今回は
「説得力のある文章の書き方」
について解説していきたいと思います。
Contents
何故、説得力のある文章を書く必要があるのか
このブログではコピーライティングという
「読み手を動かすこと」
に特化した文章術をテーマとして扱っているのですが、この文章術において特に重要なポイントが俗に「3つの壁」とも言われる以下の3点です。
1:興味関心の壁
2:信用共感の壁
3:行動の壁
これら「3つの壁」は率直に読み手の心理状態を示すものであり、読み手の心が「前のめり」でも「後ろ向き」でもない
「心の天秤に揺れ動きが無い状態」
から興味や関心を引き、行動を引き出すところまでをそのプロセスごとに端的に表現したものとなっています。
一番最初の「興味関心の壁」は読み手から興味関心を引くことで超えることができ、その次の「信用、共感の壁」は信用や共感を得ることで超えていくことができるという理屈です。
そして最後の「行動の壁」は読み手に対して
「今すぐ行動する必要性や重要性」
を認識させることで超えることができるものとなっています。
コピーライティングにおけるその目的は
「書き手の意図した行動を読み手から引き出すこと」
なのですが、その目的を達成する上では上記3つのプロセスを経なければいけません。
まず読み手に興味や関心を抱かせることができなければ、そもそもの話、文章を読んでもらえることはありません。
その上で、たとえ文章を読み進めてもらえたとしても、主張に不信感を持たれては行動を引き出せなくなります。
その反対に、主張に対しての信用度が高いほど読み手から行動を引き出しやすくなっていくわけです。
そして最後に決めの一手として
「今すぐ行動する必要性や重要性」
を読み手に認識させていくことでコピーにおけるその目的を達成していくことができます。
故に、コピーライティングにおいてはこの「3つの壁」を超えることが必要不可欠というわけです。
そしてこの「3つの壁」の中でその中間に当たる
「信用、共感の壁」
を越える上で重要なポイントが今回解説していく
「説得力のある文章」
になります。
話の主張における「説得力の強さ」はそのままその話の「真実味」へと繋がり、その「真実味」こそが主張に対する信用に繋がっていくからです。
つまり、読み手からの信用を得る上で
「説得力のある主張」
を展開していくことは重要だということです。
ではどうすればそんな
「読み手を説得できる文章」
を書くことができるのか、その方法について解説していきたいと思います。
コピーライティングにおける説得力のある文章の書き方
話に説得力を持たせることに苦手意識を持つ人は決して少なくありません。
確かに日常会話では得意不得意が分かれるところでもあります。
しかし、コピーライティングにおいては良くも悪くも「文章のみ」で説得力を出す必要があるため、押さえるべきポイントもそこまで多岐にわたりません。
日常会話などであれば身振り手振り、そして話すときの表情や姿勢など多くのポイントに気を配らなくてはいけませんが、こと文章においては実質、
「言葉の使い方」
だけに気を配っていけばいいからです。
そして、そんな
「言葉の使い方」
におけるポイントにしても、その重要度の高さからいえば数えるほどしかなく、今からご紹介するものを押さえていけば
「説得力のある文章」
は十二分に書き上げることができます。
以下3つがそのポイントです。
・理由付けを徹底する
・主張を三回繰り返す
・「断言」、「言い切り」で文末を締める
それぞれ順番に解説していきます。
ポイントその1、理由付けを徹底する
説得力のある文章とそうでない文章の違いは、意外とこの「理由」の有り無しがその大きな要因となるケースが多いです。
人は無意識的に「理由」が添えられている主張に対して、その理由がどのようなものであれ少なからず
「説得力」
を感じてしまいます。
何故なら、主張に対して理由が添えられているとその主張を導くプロセス、過程のイメージが湧き、そのイメージが話の真実味を引き出していくことになるからです。
その反対に理由の添えられていない主張ほど無条件に
「ただ言っているだけ感」
が強くなってしまい、マイナス方向に作用してしまいます。
故に、主張に対して理由を添えていくことが説得力のある文章を書く上で重要なポイントです。
ポイントその2、主張を三回繰り返す
これは人間の根源的な性質に基づくテクニックですが、人は何回も同じ主張を刷り込まれると無意識的に
「その主張が正しい」
と認識していく傾向があります。
何故なら人は幾度も見たり、聞いたり、体験することを脳内に記憶として焼付けることになり、そして、その記憶を真実だと「錯覚」していくからです。
故に、主張を数回にわたり読み手に刷り込んでいくことは主張に説得力を持たせる上で有効なテクニックになります。
記憶への定着の観点から見てもできれば三回は繰り返した方が良いです。
ただ、その際に犯しがちな間違いとして
・同じ単語、表現、言い回しを繰り返してしまう
というものがあるので注意してください。
あくまでも文章はその性質上、その文章が読まれるかどうかは全て読み手の気分と判断に委ねられることになります。
その上で同じ表現を繰り返していくことは読み手の捉え方、感じ方からすれば
「退屈」
としか感じませんので、まず良い方向で作用することはありません。
故に、主張を繰り返していく上では
・違う単語、表現、言い回しを用いる
ことがポイントになってきます。
その際のコツとしては、主張を導くまでの「根拠」を変えたり「具体例」を変えたりすることが有効です。
根拠や具体例を変えれば自然とそこで用いる単語や表現なども変わるからです。
上記のようなポイントを押さえながら幾度も主張を読み手に刷り込んでいけば、その主張に対して説得力を感じてもらえる可能性は格段に上がります。
ポイントその3、「断言」、「言い切り」で文を締める
その文章における主張に対して「明確な根拠」や「客観的な事実」などの裏づけがある場合、その根拠や事実と併せて文末を
「断言口調」や「言い切り口調」
で締めるようにしてください。
「断言」や「言い切り」は自信を感じさせることになりその自信が説得力へと繋がっていくからです。
ただしこれは「根拠」が示せないのであればやはり
「ただ言っているだけ感」
が強くなってしまいます。
ですので「断言」や「言い切り」の形で文を締めるのであれば必ずその根拠を述べるようにしてください。
これは主張に説得力を持たせる上で最も手軽にできるテクニックです。
説得力のあるコピーライティングの方法まとめ
以上、ここまでお伝えしてきた3つのポイント
・理由付けを徹底する
・主張を三回繰り返す
・「断言」、「言い切り」で文末を締める
この3つは「説得力のある文章」を書く上でどれも有効なテクニックになりますので、ぜひ意識してやってみてください。
ということで参考にされて下さい。
それでは上原でした。
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