上原です。

つい先日、私から教材を購入された方からこんな質問を頂きました。

「SEOの被リンクツールの導入を検討していますが、ペナルティとかは大丈夫なんでしょうか?」

この質問をしてくれた購入者さんは物販アフィリエイトの教材を購入された方ですが、この質問者さんに限らず、ブログに取り組んでいる人で被リンク対策を考えている方も多いかと思います。

そんなわけで、今回は

「被リンクの正しい考え方」

と題してのお話をしていこうかと思います。

SEO対策については以下の記事も用意していますので併せて参考にされてください。

>>時間の経過と共に有効性が増す究極のSEO対策

>>SEO対策とは?何の略?初心者にも分かるように解説

>>SEO対策の検索順位に影響する37の要素について

そもそもリンクとは何なのか?

まず、よく機械的に

「被リンクの数が増えれば良い」

という風な主張をする人もいますが、そもそも「リンク」が何なのか、どういうものなのかを理解しなければ、被リンクを獲得する意味合いも理解する事が難しいかもしれません。

そこでまず理解すべきは

「人はどういう時にリンクをつけるのか?」

という動機ですね。

その動機はもちろん十人十色でケースバイケースですが、少なくとも

「自分のサイトで別の読んで欲しいサイトを紹介したい場合」

という事は共通して言える事になります。

要するに、リンクとは「紹介」と言い換えることも出来るんです。

つまり、AサイトがBサイトにリンクを送るというのは

「AサイトがBサイトに自分の読者に紹介している」

という事を意味します。

良いサイトだから紹介しているのか、悪いサイトだから紹介しているのかは記事内の主張によって変わってきますが、どちらにせよ「紹介」している事実には何ら変わりありません。

当たり前ですが、これは非常に大事な原理原則になります。

ここで言うBサイトはAサイトから「被リンクされている」ということになります。

リンクの数と質はどちらが大事なのか?

ここまでで、被リンクというものは「紹介」だという事をお伝えしました。

で、一般的に

「被リンク数が多いとSEO上で有利である」

と言われている理由は、現在のSEO界隈を牛耳っているgoogleが

「より多くのサイトから紹介されているという事は注目度が高いサイトなんだ」

と判断しているからです。

よって、基本的には

「被リンクが増える=たくさん紹介されている」

ということを意味し

「たくさん紹介されている=注目されているサイト」

という評価をされ、上位表示されていくという流れです。

ただ、ここでひとつ注意点もあります。

それは

「どういう人から紹介されているか」

という点も評価対象になるということです。

例えば、病気になった時に以下の2つの場合、どちらを信頼するかをイメージしてみてください。

・100人の素人が推薦する治療法

・5名の名医が推薦する治療法

この2つの選択肢の場合だと、多くの人は後者の「5名の名医が推薦する治療法」を受けたいと思う人が多いはずです。

そうです。

「100人対5人」という数字ではなく、「素人対名医」という質を重視するという事です。

これと同じ構図がブログ間のリンクにも適用されます。

先ほどもお伝えした通り、「リンク=紹介」です。

例えば、ダイエットの解決法を自分のブログで扱うとして、素人の100サイトからリンクされるのか?

それとも、プロのボディメイクトレーナーの5サイトからリンクされるのか?

どちらの方が効果的かという話です。

この場合、後者の方が「質が高いリンク」と判断され、評価が高くなりやすいという事です。

この辺りの

「どうやってプロと素人を見分けるのか」

とか、色々な細かい仕組みの技術を検索エンジンは持っており、サイトの良し悪しの基準もあるということです。

この辺は長くなるので割愛しますが、要するに「リンクする側の質」も重視されているという事です。

ここまでをまとめると

確かにリンクは数も大事ですが、それよりも更に質の方が重要であるという事です。

バックリンクツールは外部SEO対策として効果があるのか?

ここまでの話を踏まえて、世に出回っている被リンクツールがどういう基準で作られているかと言うと

「なるほど、リンクは数が大事なんだな。じゃあ、適当なサイトから1000個くらいのリンクを送れば自作自演できるじゃないか」

という発想を元に作られています。

質ではなく数で勝負していく発想です。

実際にこの考え方は一昔前は有効であり、自作自演の被リンクをつけまくったサイトが上位表示されている時代もあったのは確かです。

ただ、現在のSEO事情から見ると、この自作自演のバックリンクというのは明らかに好ましくありません。

事実、2013年頃に

「自作自演はけしからん!インチキサイトは撲滅しろ!」

となり、被リンクツール等で上位表示させていたサイトは軒並み検索上位の圏外へ飛ばされてしまいました。

俗に言う「ペンギンアップデート」と呼ばれるgoogleの施行です。

従って、今現在、被リンクツールによってSEO対策をするのは完全に時代遅れです。

まあ、現実的にgoogleのコンピューターでも全知全能とまではいきませんので、そうしたツール頼みでも一瞬なら効果が出ることもあるかもしれません。

そして、一瞬でも効果が見えるという点と、こうしたツール系は売れやすいという理由から、被リンクツールを推奨するアフィリエイターも実際に結構見かけます。

ただ、流れとして多いのは

1、一瞬だけ上位表示される

2、上位表示されるものの読者の動きは悪い

3、その結果、すぐに検索順位が下がる

仮に被リンクツールを駆使して上位表示させても、こうした動きをするケースが非常に多い傾向にあります。

故に、被リンクツールに頼らず、自然とリンクを獲得出来るような質の高い記事内容を投稿してサイトを構築していく方が間違いないありません。

まあ、この辺りは個人の趣向にもよりますから強制する気も全くありませんが、ツールに頼らずとも月7桁くらいの収益レベルでしたら普通に稼げますので、個人的には必要ないと思っています。

ということで、外部SEOで質問の多い「被リンクツール」についての私見でした。

参考にされて下さい。

それでは上原でした。

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