上原です。
今回はSEO対策の全体的な部分について解説したいと思います。
「そもそもSEO対策って何なの?」
という場合は、先にこちらの記事からご覧ください。
まず、SEO対策については都市伝説レベルの話から本質的な事まで、様々な内容が色々なサイトで書かれていますが、全体像が体系立てられて説明されているものは極めて稀です。
とあるサイトでは推奨されているSEO対策が、別のサイトでは「やってはいけない事」と書かれているなど、全く真逆のことがどちらのサイトでも真実だと書かれていたりするのも良くあります。
そんな事情から、初心者の人だとまともに情報収集しても何が正しいのか判断しかねるケースというのは多々あると思います。
ただ、その中で確実に「真実」だと言えることは、検索順位を決定しているGoogle社は英語圏の企業だということです。
そして英語サイトの方が日本語サイトより、そもそもの数が圧倒的に多いが故に上位表示を勝ち取る難易度は高いということです。
上記の理由から、SEOについて体系立てられた説明は必然的に英語サイトの方が多く、英語圏のサイトの方がSEOについては詳しく解説されているということです。
私自身も本業の方も含めて英語圏のサイトを参考にすることは良くありますが、SEOについてかなり分かりやすく体系的に解説されているのが以下のサイトです。
こちらはSEOに特化した専門的なサイトで、SEOに影響する37の要素が詳しく解説されています。
私自身もネットビジネスに参入した当初は
「検索順位ってどうやったら上がるの?」
と、色々と試行錯誤してきた経験があります。
そんな中、本業(整体)の方では以前から海外の情報やノウハウも仕入れていましたので、
「そういえば海外のSEO事情はどうなんだろう?」
という興味本位からSEO事情について情報収集するために海外サイトも徘徊するようになった・・・
というのがこのサイトを知ったきっかけです。
もちろん、私自身は学生時代にほとんど勉強してこなかった関係から、英語は得意ではありませんのでGoogle翻訳をフル活用しつつ苦労しましたが(笑)
ただ、その苦労を買ってでも、SEOの全体像というものは学ぶことが出来ましたので、かなり有意義な労力の使い方だったと思います。
その上であえて言えば、この37要素は全貌をしっかりと理解する必要は全くありませんが、SEOの全体像を知るという視点でみれば、軽く見ておくことでSEOの全体像は非常に深まるかと思います。
少なくとも、これを頭の片隅に出も入れておくことで、今後仕入れていくSEO情報が体系立てられていくことは間違いないと思います。
それではさっそく、以下に解説を行っていきます。

検索順位はいろいろな要素の積み重ねによって決定される。

まず、以下の図をご覧ください。
この図は先程紹介したhttp://searchengineland.com/seotableというサイトで公開されているもので、検索順位に影響する37要素を説明しているものです。
「Cq」とか「Cr」と書かれていますが、これらが検索順位に影響を及ぼすひとつひとつの要素になります。
ここで押さえておくべきは、個々の要素がどうのこうのではなく
「色々な要素が複合的に積み重なる事で、加点・減点されて検索順位が決まっていく」
という事です。
故に、何かひとつの要素を改善していくことで検索順位が上がるというような次元ではなく、検索順位はかなり多角的に決定されていくという事が言えます。
図解にもどりますが、以下の赤枠が内部SEO、青枠が外部SEOに対応しています。
内部SEOとは自分のブログ内の要因によるSEOで、外部SEOというのは自分のブログ外の要因によるSEOという意味です。
また、各要素の右上に「+3」とか「-3」等の数字が入っていますが、これは該当する要素がSEOに対してどれくらいプラスに影響するか、マイナスに影響するかの指標となる数値を表しています。
例えば、CONTENTSの一番上にある「Cq」という要素だと、右上に「+3」と書かれています。
この「Cq」とは、「CONTENTS QUARITY」=「記事の質」を意味してます。
要するに、質の高い記事は「+3の加点がされる」という具合です。
他の要素も同様に、その要素を満たすか満たさないかで加点、および減点されて全体の順位が決まっていくということです。

37のSEO要素を踏まえたSEO対策全体の考え方

ここまでで、SEO要素の全体像がなんとなく理解できたかと思います。
ここからはSEO対策の実践編となりますが、大事になってくるのが、外部SEOは自分のブログの外的な要因になりますので、
「自分でコントロールできない」
ということです。
例えばSEO要素の「TRUST」。
これは、その名の通りブログの「信頼度」を表す外部SEOの指標です。
また、こちらの赤枠最上段の「AUTHORITY」という要素は、そのサイトがどれだけの権威性を持っているかの指標になります。
Googleの検索エンジンが独自に「権威性」みたいなポイントを持っており、それを元に評価しているということです。
例えば、Neverまとめや2ちゃんねるまとめのような巨大サイトは、この辺りのポイントが高くて検索上位に表示されやすくなるというイメージです。
ただ、ここで言う「権威性のポイント」みたいなものは、数値化されて目に見えているわけではないので、個人がどう頑張っても上がったかどうかは判断できないわけです。
ここは良いコンテンツ(記事)を投稿していき、多くの人の目に触れることで権威性のポイントが積み重なっていくというイメージでやるしかありません。
要するに、質の高い記事を投稿していって、良いブログを作るという内部SEOを徹底していくことが、間接的に評価に繋がっていくということです。
次に、TRUSTの上から2番目にある「Engage」という要素は、アクセスがどれだけブログに関わってくれたかを示す指標で、これは「ブログ滞在時間」が該当すると言われています。
ただ、ここも自分でのコントロールは難しく、結局アクセスしてきた人に
「もっと他の記事も読んでみたい」
という意欲を抱かせるには、記事の質を高めるしか現実的に打てる手法はありません。
このように、外部SEOの要素の多くは「内部SEOに力を入れる」事により満たされるという因果関係(性質)を持っています。
ここでは長くなりますので、他の要素の解説は控えますが、他の外部SEOの要素も基本的には同じ考え方です。
LINKS(被リンク)についても例外ではありません。
リンクは量より質が大事だということ。
そして、購入したリンクやスパム系のリンクはマイナス評価だという風に示されているわけです。
つまり、自作自演で薄いサイトから大量のリンクを送っても、効果がない所かマイナス評価になってしまうので、クオリティの高いサイトからのリンクが重要になるということです。
そしてこれを実現するには、良いコンテンツ(記事)を投稿した結果、その記事に価値を感じた人が自然発生的にリンクを貼るという流れが基本になります。
故に、まず徹底すべきは内部SEOであって、内部SEOを徹底していけば外部SEOも結果的に効果が出てくるということです。
そんな内部SEOの要素についてですが、実はこちらもほぼサーバーなどの環境や、ブログのテンプレートなどの影響を受ける部分になります。
例えばARCHTECTUREのMobileというのは「スマホ対応をしているか」という要素になります。
スマホ対応していればこの要素はクリアということになります。
ただ、スマホ対応できているかどうかは結局、使っているテンプレートに依存してしまいます。
これと同様に、HTMLの要素はほぼ全て
「SEOに強いテンプレートを使用しているかどうか」
で満たされるか決まってしまいます。
結局、アフィリエイト等の営利目的でのブログ運営において、有料で販売されているテンプレートを使うのが前提となっているのは、この辺りのHTMLの要素を自動で満たせる為というのも一因になってきます。
もちろんゼロからプログラミングを学んで、自力でHTMLを組めるスキルがあればこの辺りはクリアできますが、そんな時間があればもっと他にやるべき事にリソースを割いた方がはるかに稼げます。
我々アフィリエイターの目的はプログラミングに詳しくなることではなく、あくまでも「稼ぐ事」ですからね。
こうしたHTMLの要素を踏まえた場合、個人でネットビジネス用のブログを運営するレベルで必要となるSEO対策はほぼ限られてくるんですね。
少なくとも、私はSEOの全体は把握していても、細かな37要素の全てを満たそうなどとは思っていません。
まず、個人レベルで最重要なのは左列の「CONTENTS」を満たしていくことです。
ここは色々書かれていますが、
・質が高い丁寧な記事更新をすること
・キーワード選定の際に、しっかりとリサーチを行う
・キーワードを記事内に入れる
・なるべく旬の話題・事柄を記事にする
・質が低い記事を書かない
これらを徹底していけばオーケーです。
次に、ARCHTECTUREの要素ですが、この中で大事なのはひとつだけです。
それは最上段の「Crawl」、つまりクローラー対策を行う事です。
これは、きちんとブログがインデックスされて、検索順位に表示されるように対策するための施策です。
具体的には
・PINGの送信
・サイトマップの作成
・ブログランキングへの登録
などです。
これ以外のARCHTECTUREの要素に関しては、はっきり言って個人がネットビジネスをやるレベルで意識する必要はありません。
次にHTMLですが、ここは先程もお伝えした通り、SEOに強いテンプレートを採用することが前提になります。
ワードプレスの場合はダイバーを使う、無料ブログであればカエテンを使う事ですね。
この辺は投資してテンプレートを導入するか否かで、SEO的には雲泥の差が生まれてしまう所です。
よって、お金をかけてテンプレートに投資することが、とても大事になってくるという事です。
>>ネットビジネスでお金をかけずに成功できるのか?
HTML要素はSEOに強いテンプレートを入れた上で、以下の点だけ意識すればオーケーです。
・記事タイトルにキーワードを入れる
・見出しにもキーワードを入れる
特に、記事タイトルにキーワードを入れる事は最低限意識しておきたいところです。
既に解説してきたように、ここまでの内部SEOをきちんと徹底していければ、自然と外部SEOも満たされていき、検索順位が上がりやすくなるという流れになります。
まあ、細かなテクニックはまだ腐るほどありますが、まずはこの全体像が大事になります。
今回の話でもう分かりの通り、
「色々な要因が複合的に重なり合って検索順位が決まっている」
という事実です。
そして、この全体像が理解できていれば、細かな変動があっても慌てずに済みます。
また、大げさにSEO対策を行うと言っても、ネットで個人で稼ぐレベルであれば、実際にやる事はそこまで多くないという事です。
むしろ、余計なことをやる事で評価を落とすので、下手なSEO対策は行わないというのも、実は有効なSEO対策と言えます(笑)
もしかしたら初心者の人は難しいと感じたかもしれませんが
「質の高い記事を書くことがSEO対策に繋がる」
ということを念頭に記事を更新していけばオーケーです。
今回解説したSEOの37要素については私のダイバーの特典で掘り下げてより具体的にどうすればSEOに効果的なのか解説しています。
もしダイバーを持っていない場合はぜひ手に取ってみてください。
>>ダイバーのレビューはこちら
SEO対策の細かな話についてはまた機会があれば解説していきたいと思います。
それでは上原でした。
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