上原です。

インフォトップの売れ筋ランキングの方で、、「アマゾン無在庫輸入転売」の情報商材が1位になっていました。

→http://yj-style.com/semi-automaticIT/

それが大越雄介さんがリリースしたこの

「Semi-Automatic Trading System」

という商材なんですが、この商材の販売者である大越雄介さんは、以前にも、

「無在庫輸入のすすめ」

という情報商材を発売していて、その商材の評判はお世辞にも良いとは言えないものでした。

もちろん、過去の情報商材の評判が悪かったというだけで「Semi-Automatic Trading System」を叩くつもりはありません。

ただ、今回の「Semi-Automatic Trading System」に関しても、セールスレターを読むだけで何個か

「それはどうなの?」

というような疑問点が浮かんでしまったので、私なりの視点でレビューさせて頂こうと思います。

Semi-Automatic Trading Systemのレビュー。大越雄介

セールスレターからも分かる通り、この「Semi-Automatic Trading System」は、

・商品の出品に活用するシークレットツール

・大越雄介さんのビジネスパートナーによる雑務のサポート

・物流会社(倉庫)の提供

によって無在庫転売を「ほぼ自動化」させるという点を、最大の「魅力」として掲げている情報商材です。

確かに輸入転売の場合、色々と雑務が必要になりますから、そこの労力を軽減してもらえるのは大きな「魅力」と言えますし、物流会社を介して転売するのであれば、

「自分が商品に触れることなく転売していくことが出来る」

というメリットも生まれます。

故に、一般的な無在庫輸入転売の情報商材よりは、労力も軽減されていると考えて問題ありません。

しかし、かと言って「Semi-Automatic Trading System」を購入すれば、確実に無在庫輸入転売で利益を上げられるようになるのかと言うと、

「あまり現実的ではない」

と言わざるを得ないのが正直なところです。

購入者同士が同じシークレットツールを利用する時点で、

「出品する商品がライバルと被る可能性も極めて高くなる」

からです。

販売者である大越雄介さん自身もセールスレター上で話している通り、Amazonの無在庫輸入転売において「競合」はデメリットでしかありません。

だからこそ、今回の「Semi-Automatic Trading System」は限定200人で販売しているという事なんですが、なぜ競合のリスクがあると分かっているのに、わざわざ200人に販売してしまうのでしょうか?

「200人であれば確実に稼がせる自信がある」

こんな風にも仰っていますが、そもそも大越雄介さん自身が、Amazonを利用した無在庫輸入転売で稼ぎ続けるためには、

「出来る限り競合を増やさないようにする事」

を第一に考えるのが至って普通ではないかと思います。

それでも、このように情報商材として販売されるという事は、

1、そもそも大越雄介さんはこのツールとノウハウで稼いでいない

2、このツールとノウハウで稼げなくなったから「商材」として売っている

このどちらかである可能性が極めて高いという事です。

やはり、ライバルを増やす事自体が「マイナス」である以上は、

「1人でもライバルは少ない方が良い」

と考えるのが普通ではないでしょうか。

少なくとも、私の周りにいる「稼いでいる転売ヤー」たちは、わざわざ競合を増やすようなマネはしていませんので。

Semi-Automatic Trading Systemの落とし穴は「シークレットツール」

また、Semi-Automatic Trading Systemの最大の落とし穴は、内容のほとんどが隠されている「シークレットツール」だと思います。

こうして「シークレット」と名付けることによって、大半の人は自分の都合の良い方向に捉えてしまい、

「きっと凄い機能が備わっているツールなんだろう」

と思い込んでしまう傾向にあるからです。

ただ、仮にその「シークレットツール」によって、本当に稼げる商品をいくらでも見つけ出せるのであれば、それこそ「わざわざ販売する理由」が無くなりますよね(笑)

自分自身、もしくは身内だけでツールを使い倒して、利益を総取りしてしまえば良いわけですから。

ですから、もはやこの、

「200人にしか販売しないから競合の心配はない」

という論理は完全に破綻しているものであり、

「本当に稼げるツールが世に出回る事はない」

というのがこの無在庫輸入転売というビジネスの「真理」と言えます。

つまり、無在庫輸入転売の情報商材の場合、

「競合をデメリットとしないノウハウ」

が提唱されていない限りは、情報商材として「価値」を持たないという事です。

特に「Semi-Automatic Trading System」の場合は、誰でも「無在庫」で商品を販売できてしまうため、他より競合が生まれやすい市場でもあります。

そんな市場で、大勢の人が同じツールを使ってしまえば、当然出品する商品が被る可能性も高くなってしまいますから、

「ライバル同士による価格競争」

が生まれてしまうのは目に見えているんです。

価格競争が起きるという事は「販売価格」が下がるという事ですから、仮に商品が売れたとしても得られる「利益」は小さくなっていく。

これを「合理的なビジネス」と呼べるでしょうか?

少なくとも私は、そんな薄利多売と言えるビジネスで、何百万円という利益をあげられる自信はありません。

何より、もし仮に私が本当に稼げる「ツール」や「ノウハウ」を持っていたら、わざわざ情報商材として売り出すようなマネは絶対にしませんね。

自分自身や自分の身内だけで稼ぎ続ける方が、圧倒的に「合理的」だと言えるからです。

よって、もし仮にSemi-Automatic Trading Systemにおける、

  • 大越雄介さんのビジネスパートナーによる雑務のサポート
  • 物流会社(倉庫)の提供

といったサポートによる負担軽減に魅力を感じてしまったとしても、やはり「競合のリスク」を払拭できていない以上は、

「現実的に稼ぎ続けることが出来る可能性も低い」

と言わざるを得ませんので、その点は注意するようにしてください。

従って、私としては「お勧めできない」というのが結論になります。

いくら転売での負担を軽減できたとしても、

・需要のある商品のリサーチ

・需要のある商品をより安く仕入れること

この2つを高いレベルでこなさなければ「利益」は得られません。

だからこそ、実際に転売で稼いでいる人達というのは、その「リサーチ」と「仕入れ」に命を賭けていますので、もし本気で転売で身を立てていこうとしているのであれば、

・いかに需要のある商品を見つけ出せるか

・いかに需要のある商品を安く仕入れるか

という所と向き合うようにしてみてください。

また、当ブログでは、

「競合がデメリットにならない転売ノウハウ」

について触れているコンテンツもありますので、もし興味があればご覧になってみてください。

以上、大越雄介さんのSemi-Automatic Trading Systemのレビューでした。

参考にされてください。

それでは上原でした。

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