上原です。
私も最近知ったのですが、
「意識高い系」
という言葉があるようです(笑)
こうした言葉も突き詰めていくと中々面白いので、今回はこの「意識高い系」という言葉をビジネスと絡めて紹介したいと思います。
「意識高い系」とは?その意味や特徴は?
「意識高い系」の意味を簡単に説明すると、元々は背伸びをしている就活生とかに使う言葉だったようですが、最近では、よくSNSとかでセミナーに出たり自己アピールしている人を揶揄するネットスラングとの事です。
ざっくりと言えば、
「実力がないくせに必死に頑張っちゃって意識だけが高い痛い人」
という類のニュアンスが込められているという事です。
何かしらのビジネスで頑張っているけどまだ結果が出ていない人も、結構「意識高い系」呼ばわりされるようです。
ネット上では「意識高い系」が使いがちな特徴や言葉遣いなんかもまとめられています。
例えば、以下のような特徴が「意識高い系」の特徴のようです。
・プロフィールを盛る
・自己アピールにSNSを活用する
・人脈自慢をする
・やたらビジネス系のカタカナ語を使う
(アジェンダ、ベネフィット 等)
単純に言うと、「自分は出来る人アピール」をしており、「人から認められたい願望」があるという事です。
確かにSNSとかを見ていると、ビジネス系のアピール投稿とかもよく見かけますし、そういうのを見て
「成功しようと頑張っちゃって、痛い人だな」
みたいに思う人もいるのかもしれません。
ただ、ビジネスどうこう抜きにして私は
「意識高い系」
という言葉は不思議な言葉だと思っています。
何故なら、何かしらに本気で取り組んでいるのあれば、その動機が何であれ意識は高いに決まっているからです。
極端な話、明日にでも餓死しそうで必死に食料を探してるとしたら、いちいち「意識高い」とかそんな事を言うまでもなく「行動」せざるを得ないはずです。
そう考えると、「意識高い系」とか言ってしまうのは日本が別に餓死するほど貧しくもなく、生活自体は出来るけど、頑張る気にはならずにダラダラしているのが当たり前。
だから頑張っている人を見るとちょっと攻撃したくなってしまう。
みたいな雰囲気なんだと思われますね。
私が今回言いたい事として、多くの人が馬鹿にしている意識高い系こそ、ビジネスで結果を出したいのであればむしろ通るべき道だという事です。
「意識高い系」だった過去の上原くん
実は私自身の過去を振り返ってみると、確実に意識高い系に分類されてたと思います(苦笑)
例えばマッサージのバイト時代。
もう7年ほど前の話しですが、正しいか正しくないかはよく分からないけど、それっぽく経済の話を発信したりだとかして
「そんな自分かっこいい(俺に注目。笑)」
とか思ってましたし、いずれにせよ意識高い系の特徴にそのまま当てはまる行動を取っていたはずです。
その当時はmixiとかも活発にやっていたので、ウザいくらいに自分の意見も発信していたし、バイトの休憩中の時も覚えたてのカタカナ語は駆使して使っていたりしました。
「意識高い系」が使う言葉遣いで紹介されていたカタカナ語も色々使っていました。
エビデンスとかバイアスとか使ってたし、アジェンダとかウィンウィンも普通に使ってましたね(笑)
まあ、当時のバイト仲間からは普通に白けた目で見られることが多々ありましたが、そんな事は気にせずにやってました。
もちろん、これらは今思うと凄く恥ずかしいです。
何故なら、こうしてネット上で
「意識高い系」
と分類されて、冷やかしの意味合いで広まってしまっているわけですから。
「そういえば上原はたいした事ないくせに意識だけ高い奴だったな(笑)」
と思われていてもおかしくありません。
ただ実際問題、20歳そこらの年齢なんてそんなもんで
「他人から承認されたい」
とか
「俺って凄いだろ」
とか、そういう欲から行動原理となって何かしらの活動がスタートするものだと思っています。
だから、
「意識高い系」 = 「他人から認められるのに必死」
だという事です。
実はこうした行動原理は、やはりお金を稼ぐための強力なトリガーにもなるんですよね。
他人から凄いと思われる為に服装をおしゃれにしたいだとか、良い車に乗りたいだとか、結局のところ、色々なところで承認欲求というものは涌いて出てきます。
それを満たすために「お金を稼ぐ」という選択がやはり一つの理由としてあるのが実情です。
あとは、「お金を稼げる状態」そのものが、人によっては自慢できる要素にもなり得ますからね。
要するに、突き詰めると「意識高い系」というものは
「人から認められたい」→「認められる為にお金を稼ぐ」
という所に行き着くわけなんです。
また、私自身が美容整体で独立をした過去を振り返っても
「自由になりたい」
という願望ももちろんありましたが、その背景には
「職場をやめて自由になった俺ってかっこいい」
→「ノマドの自分を認めてほしい」
みたいな承認欲求の要素はやはり多少はありましたね。
つまり、私自身も今現在、独立をして自分の本業やネットで生活していますが、「人から認められたい」という欲も自由になる為に大きな力になったという事です。
ですから、その理由がたとえ
「周囲から認められるため」
とかそんな理由だとしても、必死になって情報発信をしている人に
「意識高い系(笑)」
と冷笑して、その芽を摘んでしまうのは建設的ではないと私は感じます。
何故なら、「意識高い系」の方が将来稼げる可能性が高いですし、その結果として社会全体にも好影響が及ぶ可能性も高いのが現実だからです。
特に、大人のサラリーマンとかが学生に「意識高い系」と言うのはダメですね。
こういう言葉が存在する事で逆に、相当数の人が「恥ずかしい」とか「馬鹿にされたくない」とかいう下らない心理で行動が制限されている人は一定数は確実にいるはずですからね。
まあ、この辺りはもちろん人にもよるとは思いますが、特に男性の場合は、そういう「人から認められたい」というような時期を経て色々経験して進歩していくもんだと私の経験上から結論付けています。
だからこそ、他人を否定する空気感よりも、とりあえず「行動力を褒める」ところからスタートした方が
間違いなく健全だと私は思いますね。
少なくとも、否定だけしても何も生みませんから。
ネットビジネスに取り組んでいる人の中には周囲の評判とか
「あいつ、何か変な事やってるらしいよ」
とか噂になったりだとか色々あると思います。
特にまだ稼げていなくて実績がついていない間なんて「意識高い系」呼ばわりされる格好のターゲットなのは間違いありません。
変に周囲にビジネスの話なんかをすると
「あいつ、なんかネットでやってるらしいぞ」
とか言われたりとかですね。
それで実際結構凹んだりする人もまあいるんですよ。
ただ、そういう風潮がある中でも周囲の目とかを気にせず、自分が進みたい方向にガンガン進んで行く方が、間違いなく成長はしていくし稼げるようになると思います。
要するに
「他人に何を言われようが自分が決めた方向に進むことが大事」
だという事です。
「意識高い系」と言われようが、最終的に結果を出した方が勝ちですので、ガンガン自分が決めた道に進んでいきましょう。
というわけで参考にされてください。
それでは上原でした。