上原です。
売れないコピーや、反応が取れないコピー。
その原因は大抵以下の3つに集約されます。
1:興味、関心を引くことができていない
2:信用、共感を得られていない
3:今すぐ行動する気にさせられていない
その点についてはこの記事で解説しました。
今回はその中の「興味、関心」を引く為のコピーの書き方を解説していこうと思います。
このポイントはコピーライティングの書籍などでも最も重要であるポイントとして扱われる傾向があり、実際に多くのコピーライティング関連の書籍では一番多くページを割いて解説しているポイントでもあります。
そんな、「興味、関心を引く」ということですがそれがどのようなものなのか、まずはその辺りの概念から説明していきたいと思います。
例えば、あなたは普段、駅や電車内にある「広告」を目にすると思います。
それからネット上の「ウェブ広告」。
このようなものに思わず目が止まり、その先を読み進めたことはありませんか?
きっとありますよね。
ですが、そうした目に留まる広告というのは極少数で、あなたが読まなかったコピーの数はそれこそ無限といっていいほどあるはずです。
そんな、あなたが読んだコピーに備わっていて、あなたが読まなかったコピーの差は何かと言うと、
「興味、関心を引く」
これができていたかどうか、その一点につきます。
大抵、その興味や関心を引く役割を担うのはヘッドコピーやキャッチコピーと呼ばれる、大きな文字で目立つように書かれたパートになります。
もしそのパートで「興味」や「関心」を引くことに失敗すれば、その先は一切読まれることがありません。
どれだけ努力や苦労をしてコピーを書いたとしても、その冒頭部分を読まれるわずか1~3秒の間に
読み手から「興味や関心」を引けなければ文字通り全てが無駄になってしまいます。
だからこそ、興味や関心を読み手から引き出せるかどうかで、その広告の売上は決して大袈裟ではなく
途方も無いほど大きく変わってくるのです。
例えば、そのコピーを読み進めた人のうち、その1%の人が購入に至るような広告があったとして、その広告を1万人が目にしたとします。
1000人がその広告を読み進めれば10人が買ってくれる計算です。
ですが、100人しか読み進めてくれなければ1人しか購入してくれる人はいません。
これが1つあたり1万円の商品であったなら9万円の売上の差を生むことになるわけです。
最初に興味、関心を引くことができるかどうかで、本当にこれだけの違いを生むことになります。
過去の有名な事例では、ヘッドコピーを変えただけで売上が19.5倍になったこともあるほどです。
しかも、コピーを変えただけなので掛ける広告費自体は変わりません。
わずか数十文字のヘッドコピーによって、どれだけの興味や関心を引けるかで、とんでもなく大きな結果の差を生んでしまうわけです。
だからこそ、あなたがコピーを真剣に学びそれを活かしていきたいのであれば
「興味や関心」
を読み手から引き出せるようになる必要があります。
・ブログなどであれば「タイトル」に当たる部分。
・メールマガジンであれば「件名」に当たる部分。
このポイントを生かしていく場所はネットビジネスでは沢山あります。
以下からは、その辺りのポイントを具体的に解説しきます。
このブログで公開している数々のコピーライティングの講義の中でも非常に重要な部分になっていると思います。
コピーで興味・関心を引くポイント
読み手から興味を引くことができない原因は以下の2つに集約されます。
1:その先を知りたいと思えない
2:隠されているポイントを知りたいと思えない
それぞれ順番にご説明していきます。
まず、
「1」その先を知りたいと思えない
というものですが、これは読み手がヘッドコピーを見た時に、
「それなら悩みが解決できそうだ」
「それなら願望が叶いそうだ」
と感じることができず、それ以上の興味が広がらないパターンです。
ヘッドコピーを目にした段階で、その読み手の悩みが解決できるイメージや読み手の願望が叶うイメージが湧かなければ
「訴求性のある興味」
を引き出すことは出来ません。
「それなら悩みが解決できそうだ」
「それなら願望が叶いそうだ」
というイメージを引き出せてこそ、
「それを手に入れたい」
「それを実現させる具体的な方法を知りたい」
という「訴求性のある興味」を読み手から引き出すことができるのです。
また、仮に
「それなら上手くいきそう」
というイメージを引き出せたとしても
「それ以上知る必要はない」
「もう自分でも十分にできそうだ」
と思われてしまっても興味を引き出すことは出来ません。
問題を解決できるイメージを与えることは大事ですが、あくまでも興味を引かなければいけないということです。
次に、
2:隠されているポイントを知りたいと思えない
についてですが、これはヘッドコピーの中で
「なぜ◯◯で成功できたのか?」
「たった一つのある◯◯で上手くいった方法とは」
のような「意図的に隠しているポイント」に興味を引くことができていないパターンになります。
あなたも上の例で挙げたような肝心なポイントが隠されているコピーをどこかで見たことがあるはずです。
ただ、そのような「隠されているコピー」は何故か興味が引かれるものがある一方で、そこまで興味が惹かれないものもあります。
その違いはどこから生まれるのかというと、
「隠されているポイントを知ることで上手くいきそうかどうか」
というイメージが湧くコピーになっているかどうかで興味を引けるか引けないかが決まってくるのです。
その為には、
「隠されているポイント以外の部分で鮮明なイメージが湧くコピー」
「隠されているポイントが見えそうで見えないコピー」
このようなコピーを書くことが大切になります。
そうすることで
「その隠されているポイントがわかれば上手くいきそう」
というイメージを引き出すことができるからです。
1:その先を知りたいと思えるコピー
2:隠されているポイントを知りたいと思えるコピー
が興味を引くコピーに繋がるそのポイントに当たるものになりますが、その前段階で重要なポイントもあるので、その点も解説しておきたいと思います。
結果論(ベネフィット)には必ず腑に落ちる根拠を添える
ネット広告を見る人の心理は基本的に
「疑い」
「懐疑心」
で大部分を占めています。
特に情報業界では詐欺広告が溢れている為、書いてあることをそのまま真に受ける人は「情報弱者」と呼ばれる層の人以外はいません。
だからこそ、結果として得られるベネフィットをそのコピーの中で示していくのであれば
「どうやってそのベネフィットを手に入れるのか」
「なぜその解決策でベネフィットが手に入るのか」
ということを必ず示す必要があります。
この「どうやって?」「何故?」がなければ魅力的なベネフィットを示していくほど、そのコピーはどうしても
「胡散臭いコピー」
「ただ言っているだけ感のあるコピー」
になってしまうからです。
そのようなコピーにならないためにも、
「どうやってやるのか?」
「なぜ上手くいくのか」
という根拠に当たるコピーをベネフィットには必ず添えていく必要があります。
ベネフィットに対して根拠を添えることで初めてそのコピーを目にした人は
「それなら本当に上手くいきそうだ」
と思えるのです。
そうなってこそ
「強い興味」
を引き出すことが出来ます。
ただ、「強い興味を引く」という上ではこの方針以上のものはないと思いますが、ブログのタイトルや
メールマガジンの件名などでは根拠をそこまで明確に示すこと無くメリットを中心に訴求しても構いません。
無料のコンテンツである以上、そこまで「疑い」の目を持ち、身構えている人もいないからです。
故に、
・メリット(結果)を伝えて興味を引く
ということも有効だと思いますし、この方が手軽に作成できると思います。
現に私のブログ記事のタイトルやメルマガの件名などでも
「メリットだけを示し、根拠は示していない」
コピーが普通に多いのが分かるかと思います。
以上を踏まえた上で、より重要なコピー、勝負どころのコピーになるほど
・メリットに対して根拠を示したコピー
を前提として
1:その先を知りたいと思うコピー
2:隠されているポイントを知りたいと思うコピー
を書いてみてください。
その為には、
「具体的に明かした上で、その先(具体的な方法等)に興味を引く」
「隠すポイント以外を具体的に示し、隠しているポイントを見えそうで見え無いところまで明かす」
という方針でコピーを作成し、
「そのポイントがわかれば上手くいきそう」
という印象を与えていくことが重要です。
ただ、ネッのコピーではヘッドコピーにかぎらず、
「メリットともに根拠を伝える事が重要」
ということだけは特に重要なので、1つ1つの文章で意識していただければと思います。
という事で、以上が興味・関心を引くためのコピーの解説でした。
参考にされてください。
それでは上原でした。
PS.
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