上原です。
ネットで稼ぐということにもの凄く難しいというイメージを持っている人もいますが、一般的なサラリーマン等と比べると遥かにプレッシャーもありませんし、遥かに簡単ですからね。
さて、今回はネットビジネスで稼ぐ上でよく頂く質問で
「実名顔出しが必要なのかどうか?」
というものがありますが、その辺りについての私見を解説していきます。

実名、顔出しをすればたくさん稼げるという都市伝説

まず、私自身の話をしますと、 本業のサロンのHPではもちろん顔出しもしてますし、本名で活動していますが、ネットビジネスでは顔出しを一切していませんし、このブログで上原太二と名乗っている名前もビジネスネームで、完全匿名で活動しています。
それでも、しっかりと収入になっています。
ブログに関しては顔出し一切せずに50記事ほどのブログでも1日20とか広告費を一切かけずに余裕でリストが取れるんですね。
故に、特に実名を名乗らず顔出しをしていなくてもリストは普通に取れますし、リストを取れればいくらでも普通に稼げるということです。
確かに実名顔出しでFacebookなどで全面に自分を出していく戦略にもメリットもあります。
何となく凄そうな雰囲気が出たり、信頼感や安心感が出てブランディング効果に繋がるという部分です。
ただ、だからといって安易に顔出しさえすればそれが成果に結びつくかというとそうとも限りません。
ここは結構誤解されがちなところですが、「凄い人アピール」しても上手くいかないことも 多々あるということです。
まず、前提としてですがほとんどの人は見た目で判断します。
この見た目の印象というのは非常に大きなウェイトを占めており、写真映りであったり髪色などでも変わってしまうものです。
その中で顔出しをすれば必ずしも結果が出るかというとそうではありません。
最悪、「生理的に無理」というだけでスルーされてしまう可能性すらあります。
たとえば、私がネットビジネス業界に参入したのは23歳くらいでしたが、その時の見た目なんて世間一般で見れば新卒で入社したペーペーのようなものですから、当然ですが若かった。
まして、本業でやっているのが小顔矯正等の「美容整体」と呼ばれる業種である関係から、見た目には気を使っていますので、同年代の人達と比べるとやはり若く見られると思います。
そういう写真で果たして勝負できるかというと勝負できないと判断したわけですね。
実際のところ、ネットビジネスに興味がある層は若年層よりも40代とか50代が結構多いのもまた事実で、そういう年齢層の人が息子くらいの世代の若造にサポートを求めるのかという話ですね。
私自身はこの年代の方を数多くサポートしていますが、写真を見せても効果が薄いので写真を出していません。
また、顔出しをしないことで文章やプロフィール画像から
「イメージで人物像を勝手に作り上げてくれる」
というメリットもあります。
実際にこの記事を読んでいる人も何となく文章の雰囲気とか、後姿のプロフィール写真で 勝手に都合の良いようにイメージするわけです。
そこで、もし、私がどこかの記事中で 「昨日は成宮寛貴に間違えられました」なんて書くと、勝手なイメージで読者の脳内イメージが成宮君になるというわけですね。
つまり、イメージは現実を超えるということです。
もちろん、良いイメージを持ってもらうにはしっかり丁寧なブログ運営をすることが前提になるのは言うまでもありませんが。
ここまで解説してきたように、顔出しをするデメリット、顔出しをしないメリットがあるわけです。
もちろん、Facebookなどを主戦場に活動する戦略の場合は、媒体の特性上から顔出しはした方がいいとは思います。
Facebook等は顔出し本名が前提の媒体ですので、そこでニックネームで写真がアバターというプロフィールとなると見る側からしても違和感がありますし、ましてネットビジネス系の情報発信ともなると胡散臭さが滲み出てしまうからです。
また、男女限らず見た目が良い場合などは顔出しはかなり有効です。
ただ、顔出しをするからといって稼げるわけではないということです。
はっきり言うと、ネットビジネスの魅力はまるでテレビゲーム感覚でパソコン画面を見ながらキーボードをカタカタと叩くだけで、10万とか20万とかの金額が平然と稼げる所にあります。
あと、顔出しなくても普通に月100は稼げますし、ネットビジネスなんて実際そんなもんです。
そこで、稼げないからという理由で方向転換して顔出しをしてブランディングを頑張っても、そもそもの実力がなければお粗末な結果になります。
いわゆる、自分の名前を有名にする「有名人ビジネス」ですが注意が必要です。

ネット上の有名人になるビジネスについて

一時期盛り上がったタイプの高額塾として、ネット上の有名人をプロデュースする系のものがありました。
一時期、謎のネオヒルズ族とかがたくさん生み出されていました(笑)
今はもう見る影もないですが。
こちらは、言ってみれば芸能人ビジネス、 キャラクタービジネスです。
人気が出そうなキャラクターを演じて
「この人は凄い人なんだ」
と見込み客に錯覚させて、高額商材を販売して大きな利益を得る、というビジネスモデルです。
セミナー系のビジネスもこっちに該当しますね。
この手のビジネスで最も成功したのは、やはり与沢翼さんがその筆頭に挙がるのではないかと思います。
で、この手の有名人ビジネスは、現在でも謎の人物が無料オファーで喋っていたりしますが、 正直言うと、一発屋がほとんどです。
中には一発当てることすら出来ないまま消えていく人もいますね。
というのも、いくら顔とか名前を有名にしても、実力が伴っていないと長続きできないからです。
どれだけ凄い人に見せかけても、その人が発信する「情報の質」を多くの人が無意識のうちに感じ取るわけです。
本当に稼ぐ力がある人の文章とや言葉と、稼ぐ力がない人の文章には歴然とした差があります。
例えば、同じ5行の文章でも、前者は 「本当は100行で伝えるくらいの情報量を濃縮して5行にまとめた5行」であり、後者は「本来は1行で書くレベルの内容を頑張って膨らまして書いた5行」だったりします。
同じ5行でも歴然とした差があるわけです。
濃縮された牛乳と限りなく水で薄めた牛乳とでも言いましょうか。
まあ、少し考えれば分かる事ですが、どう考えてもド素人のおばあちゃんとかが 「私は億稼いでいます」と言っても嘘にしか見えないですよね(笑)
「ド素人のおばちゃん」と「億を稼ぐ姿」、この2つの要素に繋がりが見えないからです。
さすがにそこまでのハッタリは今は見かけまなくなってきましたが、程度の差があれ、そういう嘘は見破られるということです。
故に、自分を大きく見せるのはさほど効果がないということですね。
瞬間最大風速で稼げたとしても、後に続かないということです。
これは芸能界を考えれば分かります。
芸能界でも、定期的に一発ギャグやリズムネタなどが流行って有名になるお笑い芸人さんが出てきますよね。
そうしたお笑い芸人さんが3年後に芸能界で生き残っているかということです。
その場の流行などで一時的に伸びても、その後もテレビに出続けられるかは当人の実力次第で決まります。
もし実力があればその後も稼げますし、実力がなければ消えていくことになります。
これと全く同じことがネットビジネスでの有名人ビジネスにも言えるわけです。
与沢翼さんとかが稼げたのは、自己プロデュースで名前を有名にしたこともありますが、そもそも本人の実力による部分が大きかったと言えます。
片や、一時期、雨後の筍の如く出てきた一発屋の多くの人達が消えていったのは、単に実力がなかったからというのが実際のところです。
決して、名前を有名にしたり、顔を多くの人に知られたら稼げるなんて話ではないので注意してください。
むしろ、一回有名になってしまったが故に一度転落すると落ち目みたいな空気が出まくって、リアルの世界にまで色々な影響が及んで復旧不可能になってしまうこともあります(笑)
実名・顔出しで名前を売ってしまうと「無名に戻る」ということはほぼ不可能なんですね。
一方で、完全匿名で実践する場合は、別に違うニックネームで改めてビジネスをやればいいだけの話です。
私自身も、別にこの上原ブログがダメになっても、別の人物を名乗って新たなブログを立ち上げて、そちらを伸ばせばいいだけの話です。
少なくとも、それくらいのスキルは持ち合わせていると自負しています。
というかむしろ、私の場合は本業で十分に食っていける額は頂いているので、実際はネットビジネスは半分趣味みたいなものですが(笑)
要は、実名顔出しをしていなければ、いくらでも潰しがきくということ。
逆に有名だと潰しは全くききません。
一回名前が有名になってガンガンやってた人間がビジネスの世界に戻るのが不可能になって、今ではアルバイトで生計立ててるという結末はよくある話ですからね。
「有名になるよりも着実な実力を身に着ける」
ということを意識してくみてださい。
あとは、アフィリエイトの本質を忘れないことも言うまでもなく大事です。
ここを忘れると何をやっても稼げませんからね。
ネットビジネス初心者の場合は初心者に見合った教材でまずは勉強・実践を行い実力をつけてください。
私的におススメしたいのはこの辺ですね。
参考にされてください。
それでは上原でした。
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