上原です。
ネットビジネスで稼いで行く上で、正しいノウハウで取り組むことはもちろん大事ですが、それと同様に、意欲やモチベーションという辺りの要素も重要になってきます。
そもそも、
ノウハウを実践する前の段階でやる気がなくなって、作業をしないなんて人もかなりの数が存在しています。
そんな状態だと、どれだけ優れたノウハウを持っていようが、結果を出すのは当然不可能です。
故に、ネットビジネスであろうが、本業と同等のエネルギーを持って取り組んで行くことが重要です。
Contents
本業と同じ感覚でビジネスに取り組むとは?
まず結論として、本業と同じエネルギーをかけることができれば、ネットビジネスで結果を出すのはそう難しい事ではありません。
ただ、本業と同じエネルギーと言っても、別に本業と同じく「1日8時間もの作業時間を確保する」という意味ではありません。
そもそも、多くの人は本業がある中でネットビジネスに取り組んでいる人が大半を占めるはずです。
故に、本業と同じように1日8時間もの時間をネットビジネスに費やすというのは、物理的に不可能に近いものになります。
ここで言う「本業と同じエネルギー」というのは、仮に1日のうちに3時間ほどネットビジネスに割ける時間があれば、その「3時間を本業と同じエネルギーで取り組む」ということです。
取れる作業時間が何時間であれ、限られた時間内で集中して取り組むことが大事ということです。
ここで
「1日1時間の作業でも稼げる」
というセールスレターによくありがちなコピーを真に受けると、ただ1時間過ごすだけが目的になりかねません。
同じ1時間にしても、真剣に取り組む1時間と、ただ何となく過ごす1時間とでは雲泥の差が出てしまうのは言うまでもありません。
要するに、作業時間ではなく「作業の質」を重視していくべきということです。
「ネットビジネス=副業」というようなスタンスで取り組んでいる人だと、私が見てきた経験上の話ですと、大半の人が稼げずにフェードアウトしていきます。
もちろん
「今日は疲れたから休もう」
「眠いから何もしない」
というのは論外です。
そもそも勤めている職場や会社において、「眠いからやらない」という理屈は通用しないはずです。
しかし、アフィリエイトの場合はそれが容易に出来てしまうが故に、当たり前に行われてしまうのです。
このような現象が起きてしまうには、いくつかの理由が挙げられます。
ネットビジネスで本業と同じ感覚になれない理由
ネットビジネスで本業と同じ感覚になれない原因というものはいくつか挙げられますが、代表的な理由が以下の2点です。
・ネットビジネスには上司が存在しない
・完全在宅で自分のペースで進められる
上記2つの原因は、気付かぬうちに普段の生活ペースにも影響を及ぼしビジネスの成果を遠ざけます。
従って、原因をしっかりと理解した上で、対処することが大事になります。
ネットビジネスには上司が存在しない
まずネットビジネスには、会社や職場のように上司のような存在がいないことが挙げられます。
これはメリットでもあり、デメリットにもなります。
メリットは多くの情報発信者が既に言っているように、口うるさく言われないので「自由」があるということです。
誰しも、「命令される」ことが好きな人はいないはずです。
上司の存在が嫌いだからネットビジネスで稼ぎたいという人もいるかもしれません。
しかし、上司のような存在がいるからこそ、
「嫌々でも仕事に取り組まざるを得ない=成果に近づく」
という側面も否めません。
それがネットビジネスだと、上司のような「嫌々でも取り組まざるを得ない要因・環境」がありませんので、少し気を抜けばすぐに怠けてしまう可能性も高くなっていきます。
上司のような存在がいれば、少しでもサボったり怠けてたりすれば指摘してくれるでしょう。
しかし、自由にビジネス活動をしていると指摘してくれる人などいません。
その中で、どれだけ自己管理が出来るかというのは、ひとつの分かれ目になってきます。
このように、上司から命令されない代わりに、自分で自分に命令する必要があるのがネットビジネスになるというわけです。
完全在宅で自分のペースで進められる
ネットビジネスで成功するためには、ビジネスの優先順位を高くする必要があります。
当たり前ですが、ビジネスの優先度が高い人の方が結果が出るのは早くなります。
しかし、せっかく「ネットビジネスを頑張ろう!」と決意した人の中にも、ビジネスの優先度が低い人も一定数存在します。
何故ビジネスの優先度が低くなってしまうのかと言うと、何の犠牲も払わずに成功しようと考えているからです。
本業の場合は「時間」や「労力」など、様々な要素を犠牲にして、その見返りとして給料という「対価」を得ることになります。
ネットビジネスにおいても構造は全く同じです。
いや、むしろ何らかの成果がでなくても勤務時間さえ過ぎれば一定の給料がもらえる本業とは異なり、ネットビジネスの場合は自分自身が作業を行わなければ結果が出ることはありません。
基本的に時間や労力を費やした分だけ、見返りがくるビジネスなので、そうした点からみれば、本業よりもシビアな世界になります。
故に、本業よりも犠牲を払う覚悟が必要になってきます。
例えば、テレビを見たりスマホゲームをしたり、ダラダラとユーチューブを徘徊したりといった時間です。
本業では当然そんなことを我慢して仕事に取り組んでいるはずです。
しかし、これがネットビジネスとなると、その「我慢」の難易度が高くなってきます。
何故なら、やるもやらないも「自由」だからです。
時間の使い方は全て自分次第になるわけです。
1日に与えられた時間というのは、金持ちでも貧乏でも変わらず平等に24時間しかありません。
この24時間という限られた時間の中で何を優先するかで、驚くほど時間の使い方は変化していきます。
仮に、本業と変わらない意識でネットビジネスに取り組むのであれば、その優先順位は必然的に自分のビジネスが最上位にくるはずです。
ですが、ネットビジネスは完全在宅で他人に強制される類のものではありませんので、よほど気を付けないと、別のものに時間を奪われていきます。
ネットを開けばネットニュースで溢れていますし、ユーチューブという時間を奪うコンテンツもありますし、部屋にはテレビがあり、家族や本やペットなど身の回りに時間を奪う罠がそこらじゅうに仕掛けれラテイルわけです。
このように、完全在宅で自分のペースで仕事が出来るということは、メリットでもある反面、実はデメリットにもなりうるということですね。
ネットビジネスを本業だと捉える
ここまで説明してきたように、ネットビジネスを本業だと捉えられないのは
・口出ししてくる上司がいない
・完全在宅で自分のペースで進められる
という理由があるからです。
これらの理由があるからこそ、甘えとか怠け癖が発生して、いつの間にか横道に逸れて行くのです。
また、楽して稼げる系の情報にいつまでも振り回されて、ノウハウコレクターになっていくことも多々あります。
実はネットビジネスのメリットは、そのまま大きなデメリットにもなりうる側面があるということです。
故に、ネットビジネスをやる際は、特に強く自分を追い込む意識を持つ必要があります。
もちろん追い込むといっても、それは最初の時期だけで、ある程度の結果さえ出てくれば「時間」や「お金」のゆとりは後からいくらでも出てきます。
理由は「作業の積み重ね」が効くからです。
その段階になれば力を抜いて、ある程度ゆるくペースで活動していくことも可能です。
その時をイメージしながら、本業と同様のエネルギーでネットビジネスに取り組めば、結果は必ず出てきます。
それまでは歯を食いしばって頑張ってみてください。
はっきり言って、どこを見回しても、これほどまで投資した「時間」や「お金」がすぐに回収出来るビジネスというのも、ネットビジネス以外にありませんから。
参考にされてください。
それでは上原でした。