上原です。

私の元には毎日メールでのご相談が届きますが、意外と多いのがビジネス外の悩み事の相談です。

男性だったら脱サラ関係、女性も仕事系が多いですが、私の複雑極まりない家庭環境もプロフィールに載せている関係からか、中には離婚とかシングルマザーの方も多いですね。

>>上原のプロフィール

その中で今回、恐らく多くの方が

「それ、ある!」

と感じるであろうご相談がありました。

その内容というのが、

「パソコンを前にしていざビジネスをしようとしたらビジネス以外の事を考えてしまって時間だけが過ぎてしまう・・・」

というもの。

具体的に「これ!」というわけではなく、ただ何となく色々考え事していたら時間ばかりが過ぎていってしまうというお悩みです。

一般的に言う雑念ってやつでしょうか。

この辺について今日は書いていきたいと思います。

ビジネスで成功するには環境、とりわけ脳内環境が大事

以前の記事でも書いたように、いくらビジネスで成功する為に「決意」なるものをした所で、環境が悪いと中々結果に繋がりにくいです。

>>ネットビジネスは環境が悪いと何をやっても結果が出ない?

例えば、早く寝ると決意しても、そもそも布団がない環境だったら寝る事は難しくなります。

同様にビジネスで成功すると決意しても、今の自分が置かれた環境が良くないと中々結果が出にくいという事です。

つまり、「決意」なんかよりも「環境」の方が遥かにビジネスの成果に影響を及ぼしてしまうというわけです。

環境は人それぞれ多種多様にありますが、人間関係とか家族関係、独身か既婚かとか、介護問題があるかないかとかパソコン環境とか、まあ色々あります。

その全てをひっくるめてビジネスの結果に繋がります。

だからこそ、時には人間関係の整備も大事ですし、身近な人にビジネスを理解してもらう事とかパソコン環境を整える等の、トータルで環境を整えることが本当に大事になってくるという事です。

で、この環境の中でも特に意識してもらいたいのが、今回のご相談にも関わってくる「脳内環境」です。

何故なら、時間の質はほぼ脳内環境で決まるからです。

例えば、同じ1時間でも猛烈にパソコンの前で集中した1時間なのか、それともパソコンの前で何となく
脳内が別のところに飛んでいっているのかでは、同じ1時間でも意味合いが全く異なってきます。

目の前の事へどれだけ集中できているかは、はっきり言って人によって天地ほどの差があるはずです。

私の元に寄せられる最も多い質問の一つが

「1日何時間で結果が出るか」

という類の質問ですが、正直言って時間の長さより質の方が遥かに重要です。

>>ネットビジネス、1日何時間で結果が出るのか?

そんな時間の質というものを著しく下げる要因となるのが「脳内の雑念」だったりするわけです。

雑念が生じて脳内環境が悪くなる原因とは?

この脳内の雑念は基本的に悩み事とかストレスとかもそうですし、後は外部からの刺激とか色々なところから生まれてくるものです。

そして馬鹿に出来ないのが、

「今この瞬間に起きている出来事」

によって脳が動いているのではなく

「過去に起きていた記憶」

を脳で思い出しているようなパターンです。

例えば、過去の怒りを感じた出来事を思い出してイライラしたりだとか、昨日の夫婦喧嘩を引きずって哀しくなったりとかです。

或いは、他人が自分の事をどう思っているのかとか、そういう妄想だとか人の目が気になるとかそういうものも雑念です。

目を瞑ってあれこれ想像すると、基本的に色々な雑念が浮かび上がってくるのは自然な事です。

人の脳は基本雑念だらけですからね。

ただ、脳はいったん動き始めるとエスカレートして動き続け、雑念が支配して目の前の瞬間を忘れさせるわけです。

これが良い雑念ばかりだったら良いんですが当然そういうわけでもなく、比率的には嫌な事の方が多かったりするのが実情です。

例えば、

「ご飯を食べているのに明日の打ち合わせの事で頭が一杯でご飯の味なんてろくに分からない」

というのは、雑念が目の前の幸福を奪っているともいえる状態なわけです。
(バイト時代の私の実体験です。笑)

同様に、仕事効率なんかも嫌な雑念があれば確実に落ちますし、パフォーマンスにも超影響するという事です。

パソコンを前にして脳がどこかへ飛んでいくというのは、こういう雑念が生まれているという事なわけです。

だから、雑念が生じた時には

「雑念が生じている」

と自己認知して目の前に引き戻すことがまずとても大事になってくるわけです。

少なくともネットビジネスは個人ビジネスで、全て自己管理です。

サボったからと言って会社のように上司に叱られることもありませんし、やるやらないも全部自由で、尚且つ、やらない理由や言い訳も作り放題な環境で、それに甘えて脳が怠ける事は非常に多いんですね。

当然、脳はどこかへ飛んでいきやすい環境で一回どこかへいってしまうと、戻ってくるのは至難の業です。

ずっと失敗したことを考えてクヨクヨしたり、嫌いな人の事を思い出してイライラしたり、ついSNSを見て他人と比較したり、自分がどう思われているか気にしてしまったり・・・。

こういうのは本当に程度の差こそあれ、誰もが多少は経験する事ではないかと思います。
(もちろん、私も例外なくあります)

それで、とてつもなく効率が悪い時間を使い、全くビジネスが捗らずに1日、2日と時間が過ぎていくのが意外と多いパターンです。

この辺はこのように書くと当たり前の事なんですが、実際に自己認識できていない事が本当に多いんですね。

だから、

「今、雑念が生じている」

と自己認識するだけでもハッと我に返り全然時間効率が違ってくるはずです。

雑念を消して脳内環境を整える方法

私自身は脳を整理する為には本を読むことが多いです。

基本、ネットを見続けると情報が膨大で、大量にあれこれ入ってくるので雑念は増えます(苦笑)

ですので、雑念を払うにはオフラインの環境が望ましいというのが自論です。

私自身はお風呂で読書なんかはリラックスタイムで、かつ脳を整理する時間だったりします。

最近読んだ本で、

『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』

という本がありますが、こちらの本はかなり良いです。

私自身かなり本は読む方だと思いますが、その中でも感銘を受けた一冊です。

上記、Amazonのレビューにどんな本なのか大体書いています。

基本、雑念というのは現在の出来事や過去の記憶、妄想などに対して「脳が勝手に反応する」事で生まれてきます。

ちょっと1日の脳内の動きを振り返えれば分かりますが、必ず過去の事とか未来の事とか、或いは現実ではない空想とか妄想で脳が埋め尽くされているはずです。

あと多いのは批評だったり、何かを判断していたり、白黒をつけようとしていたり。

目の前のありのままの現実を「現実のままニュートラルに受け取る」事をせずに、頭で考えて時間を消費しているという事です。

そして、それが意味がある事かというと、たいして人生に意味がないのにやっている事も普通に多いわけです。

私なんかはついつい、サッカーの事を考えて

「自分が応援しているチームが弱いのはどうしてなんだろうか?」

みたいな事を考えて、頭の中でその理由をこねくり回している事が多々あります。
(多分、スポーツファンだったら結構あると思いますが。笑)

当然ですが、人生に直接意味もないし、結果は一つで僕が何を考えたところで事実は一つです。

ただ、こういう雑念がいくつも脳を覆っていたらビジネスどころではなくなってしまうわけですね。

また、妄想についても良い妄想であればワクワクできて良いのですが、マイナスの妄想でくよくよしたりだとか、そうなる事も非常に多いんですよね。

それが膨大な時間を失う原因になっているわけです。

悩みの内容こそ人によって差はあれど、こういうものは全て雑念に繋がってくるという事です。

で、上記に紹介した本は、この辺の仕組みと対応策が書かれています。

ブッダ等は以前は宗教じみていて毛嫌いしていましたが、この本は主張を支える理由なんかもしっかりと論理的に構成されているので、私のような偏屈な合理主義者でも受け入れやすいと思います(笑)

まあ、興味あれば手に取ってみてください。

いずれにせよ、

「パソコンを前にしていざビジネス活動!」

と思ったのに、気づいたら脳が別のところに飛んで行ってしまっているとか、そういう場合は雑念があると思われるので読んで損はないはずです。

という事で、参考にされてください。

それでは上原でした。

PS.

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