
上原です。
今回は、最近少し驚いた話があったので、このブログでもシェアしておこうかと思います。
まあ、私もこの業界に参入してそれなりの期間が経ちますので、やりとりしているアフィリエイターさんもいるのですが、今回シェアするのはその方が遭遇した話です。
彼はアフィリでも中堅どころで情報アフィリでも、もう少しで月に100届く程は稼いでいます。
その彼からとある商材を買った人がいるのですが、突然その購入者さんからこのようなメールがきたようです。
「詐欺じゃないですよね?警察に行こうかと思うんですが・・・」
知人はこのメールを見て
「えっ?!」
と驚いたみたいです。
というのも、購入した直後の1通目にこのようなメールが届いたからです。
そして、その理由を聞いたところ・・・
「商材を受け取れないじゃないか!」
という怒りのメールが届いたそうで。
しかし普通にASPからダウンロードできる教材でしたので、友人が色々とやり取りした結果で判明したのが・・・
「購入者の登録をそもそもしていなかった」
という事が原因のようでした。
その購入者の方が、そんの少しでもASPの説明を読む、という最低限の行為をしていれば確実に見落とすことはないレベルの話です。
まあ、
「そりゃ教材受け取れないでしょ(笑)」
という当たり前の感じですが、解決するまでに知人はかなり振り回されたようで、おまけに毎回メールをやり取りする度に
「詐欺師呼ばわり」
されたようです。
そして、無事に商材が手元に届いてからも謝罪はなく、その後は何事もなかったかのように質問がくるそうで。
それも、
「販売者は手とり足とり教えるのが当然だ!」
みたいなスタンスらしいです。
この件については知人もやや怒りを感じたようで
「この人は丁寧にサポートしない」
という様な事を言っていました。
そりゃそうでしょうね。
たとえ購入者と言えど、人対人のやり取りですから、詐欺師呼ばわりを何度もされると丁寧に教える気がなくなるのは普通の事だと思います。
私自身は幸いこのようなケースに遭遇した事はありませんが、
「この購入者は随分“損な選択”をしてしまったな」
と、私個人は感じています。
「上手くいかない = 他人の責任」という思考だと稼げない
ネットビジネスを実践していく上では色々な壁にぶつかるのが普通です。
最初から何事も上手くいくなんて事は稀で、むしろ上手くいかない事の連続だと思っていてください。
知らない事にチャレンジしていくわけですから、分からないというのは普通の事なんです。
別に教材がダウンロードできなくても本来は恥ずかしがるレベルの事ではありませんし、そこから
学び取って前進していけば全く問題はありません。
私自身も実家にパソコンがない環境で育ちましたので、最初はzipファイルの解凍で躓いた事だってあります。
今思えば
「笑い話」
になりますし、微笑ましい過去です。
それは今、色々出来るようになったからです。
重要なのは、「自分に足りないもの」を認識した上でそれを埋める努力をしていくという事です。
出来るようになってしまえば、躓きも失敗も全て笑い話になります。
ただ、ここで
「自分が上手くいかない = 詐欺」
とすぐに頭の中で結び付いてしまう思考回路は非常にまずいです。
そもそも、自分が出来ない事を棚上げして、ちょっとでも前に進めないと
「他人の責任にしてしまう」
という姿勢だと、本来身につくはずのものが身につかないからです。
まあ、実際に他人の責任のケースもありますが、それでも何かあったらその瞬間に「他人のせい」にしてしまうと非常に厳しいのは当たり前の話です。
そして、これは言葉に出す、出さないを抜きに
「どこに自分のエネルギーの中心があるか」
という問題だと捉えられます。
・「自分が上手くいかない = 自分の力不足」
と捉えるのか
・「自分が上手くいかない = 他人の責任」
と捉えるのかです。
まあ、実際にネットの世界では
「内容と値段が見合っていない」
なんてものは腐るほどありますし
「サポートが薄い」
という教材も結構な数が存在しています。
ただ、何を実践するにせよ、それをやると決めたなら実践は全て自分次第です。
その環境をひっくるめて
「どう行動してどう成果を上げるのか」
は自分次第だという事です。
それ以上でもそれ以下でもない、という事ですね。
逆に、他人が全部サポートしてくれてそれで成功できる、という思考は情報弱者と呼ばれるものになってしまいます。
>>ネットビジネスにおける情報弱者とは?
結局ネットビジネスは人と人とのやり取り
それからもう一つ大事なのは、結局のところ
「ネットビジネスは人と人とのやり取り」
だという事です。
我々はビジネスをする時に、一見すると目の前にパソコンしか見えてませんので、その画面の向こう側に人がいる事を忘れてしまいがちです。
そして、その結果
「相手がどういう風に感じるのか?」
という思考が疎かになる事は非常に多い傾向にあります。
これは、ネットビジネスで「誰かに教えてもらう側」でも大事になる事ですし、逆に「情報を発信する側」でも当然ながら大事な事です。
要するに、「感情がある人間」が相手のビジネスであるからこそ、メールの文面だったり言葉の綾的なところも結構大切だったりするという事です。
リアルの世界でマナーが大切なのと理由としては似たような所ですが、
「気持ちよくやり取りできるかどうか」
で、結構プラスにもマイナスにもなりえます。
私自身もメール数が多い時は
「雑に返信してしまったかな・・・」
と送信ボタンを押してから反省する事は多々あります。
で、実際、情報発信する側になってくるとメールが大量に届くようになりますので、メールのちょっとした言い回しで売上が数万円変わるなんて事はよくあります。
文章一つとっても、顔文字があるかないかとか、雰囲気一つとっても印象は相当変わり、売上に響きます。
それが積もり重なると10万円、20万円もの差が生まれてしまうという事です。
逆に情報を受け取る側にしても、結局は教える側が人間である以上
「この人には成功してほしいな」
と相手が感じてくれるかどうかで、受け取れる情報の量は正直言って、かなり変わってくるというのが実際のところです。
その結果、本来受け取れるサポート以上のサポートが受け取れる事もあれば、その逆も可能性としては十分に起こり得るという事です。
というわけで、些細な部分ではありますが、ビジネスをやる上では「相手がいる」という意識は重要な事ですので是非、押さえておいてください。
それでは上原でした。