上原です。
ネットビジネスの世界に身を置いていると「稼いでる系情報」というのが本当にあちこちからやってきます。
今日、ふと思ってどれだけメールがきているのかを確認してみた所、情報収集用の一つのアドレスだけで稼いでる系メルマガが軽く300通以上は届いていました。
捨てアドで無料オファーに登録していたりするので、全部合わせるともっと届いているのは言うまでもありません。
内容の方も千差万別で、良いものもあればカスカスなものもあり様々です。
ただ、ひとつ共通して言える事は、どれもこれも「稼いでいる」アピールが存在すること。
これだけあちこちから稼いでいる系の情報がくると、受ける側からするとどれも同じに見えるのは事実です。
ただ、こういう受け取る情報も、初心者の人にとっては視点の持ちようによっては勉強に余地も十分にあります。
例えば、メルマガの件名だけ読んでメルマガを開く気すら起きない情報もあれば、何となく中身を読んでみたくなる情報もありますからね。
「読まれる情報と読まれない情報の違いは何なのか?」
もし情報発信をする立場であれば、この辺はしっかり考えていく必要があります。
ということで、今日の記事は「稼いでいる」アピールについて。
「稼いでいる」アピールはネットビジネスで多い手法ですが実際、どれくらいの効果があるのかを暴露します。
稼いでいるアピールは必要なのか?
商材アフィリエイトにしろ、物販にしろ、MLM系のビジネスにしろ、やはり実績があるのが強みになるのは間違いありません。
実績がある人と実績がない人だったら、実績がある人がより売れます。
これは当たり前なんですよね。
そういう意味では、実際に何らかの手法やノウハウで稼ぎを出して、その実績を打ち出していくのが一番手っ取り早いのは確かに一理あります。
本当に稼いでいるのであれば堂々と情報発信できますし、それが自分のファンを増やして更に売り上げが上がっていくという好循環に入るからです。
ただ、このような正攻法には大きなデメリットがあります。
それは、
「実績作りに時間がかかる」
ということです。
また、そもそも、
「実績が上げられないから苦労している」
という人がほとんどです。
確かに実績を出せればその実績が武器になるは間違いありませんが、実際はアピールできるレベルの実績に至らない人がほとんどなわけです。
そこで、
「実際以上に稼いでいる雰囲気」
を演出してアピールをしていくということも場合によっては大事になるわけです。
まあ、忖度なしで言ってしまえば、実力以上に誇大に自分を見せていこうという戦略です(笑)
実際のところ、本当はたいして稼げていなくても「稼いでいる演出」をすることで商品が売れやすくなったりするのは事実です。
私自身はこういう演出は綺麗事抜きで稼ぎたい人であれば普通に必要だと思いますし、この業界を見てきていて「演出」で大きくなった人も知っているので、その有効性の否定はできません。
効果はあるのが確かだからです。
稼いでいるアピール自体は決して悪いことでもないんですね。
稼いでいるアピールの弱点
ただ、このようなアピールは一歩間違えるとかえって信頼を失いかねないので注意をしてください。
というのも、
「私は○○億円稼いでいます」
と、安易に書いたところで、結局は情報の質によって、ある程度の実力が分かってしまうからです。
もし、
「私は○○億円稼いでいます」
と発言している人の文章を読んでみて、内容がイマイチだとしたらどう感じるでしょうか?
「この人って本当に稼いでいるのかな?」
という疑念が生まれてきますよね。
言うまでもなく、いくら稼いでいるアピールをした所で「情報の質」が低いままでは、あまり効果はないのです。
要するに、稼いでいるアピールをするなら、それアピールしているものに相応している情報の質を提供することが非常に大切になってくるということです。
読めば大体のレベルって分かってしまいますからね。
故に、「現在の自分とかけ離れすぎている演出」は避けた方が無難ということになります。
稼いでいる演出定番の手法
では、稼いでいる演出の仕方について、定番の手法を解説していきます。
まず、定番なのが上手く事実を使って数字のトリックを使う事です。
例えば、月に30万円稼いだとして、その30万円の売り上げが1回だけの成約で決まったとします。
すると、月収30万円でもありながら、日給30万円でもあるということも紛れもなく事実になります。
この時、月収30万円という事実は隠して
「たった1日で30万円稼ぎました」
なんて演出をしても別に嘘にならない、ということになるわけです。
このように、自分にとって都合が悪い事実を隠して、都合が良い見せ方をすることで数字上凄いように見せるという演出はネットの世界では定番です。
オチが分かったら詐欺とかインチキだと思うかもしれませんが、それでも事実は事実です。
だから別に「あり」だということです。
その上で、フェラーリだとか高級マンションだとかの画像を演出で使えば、それだけでお金持ちな
雰囲気が完成します。
このように、数字でトリックを作り上げて、画像などでお金持ちの雰囲気を演出する
というのがまあ定番的な手法です。
あとは、文章から自信を出すこととか、そういう要素も演出の基本的な土台としてやはり大事です。
文章については、記事を書きながら自信がありそうかどうかを自分なりに見直してみると良いでしょう。
今回紹介した演出はある意味では小手先のテクニックではありますが、結構売り上げに影響します。
というよりも、ネットの世界では演出で売り上げがかなり決まります。
実際にネットの世界で稼いでいる人は、多かれ少なかれ、やはり演出が上手いです。
まともに情報の質を高めても、もし演出が下手だったらあまり稼げません。
逆に、実際のコンテンツが糞みたいな内容でも、演出が上手な人の方が実際には稼いでいます。
本当の実力よりも見せかけのほうが大事なのがネットの世界の現実です。
この辺は好きになれない人も多いと思いますし、私自身もそうなんですが、ネットで稼ごうとするなら覚えておく必要があります。
郷に入り手は郷にしたがえ。
ということでネットで稼ぐ上では自分なりの演出も是非やってみてください。
参考にされて下さい。
それでは上原でした。