上原です。
最近ちょくちょく目にするようになったのがブックメーカー系の案件です。
ブックメーカーとはスポーツからイベント、それから政治まで様々なことを賭け事にしている会社のことを指し、主に欧米でビジネスを展開しています。
投資かというと微妙なところであり、むしろギャンブルに近い内容になっていますが
「まるで新しい投資の手法」
のような形で紹介されることも少なくありません。
その中で今回登場したのが坂本健太さんの
「資産運用アプリOSB」
という案件です。
今回もパッと見まるで新しい投資手法のように紹介されていますが、色々と裏もあり注意点が必要な内容です。
という事で中身を見ておきましょう。
坂本健太 資産運用アプリOSB 評判 評価 レビュー
■特定商法取引法に基づく表記
販売者氏名 坂本健太
問い合わせ先連絡先 info(こちらにアットマーク)osb-system.com
住所 → なし！
家族で仲良く年収1000万円!! お子さんお孫さんの代まで年収1000万円!!
国家公認の”あの投資制度”を活用したアプリを
あなたのスマホにダウンロードしておくだけで、
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というキャッチコピーの今回の案件。
先に書いたように中身はブックメーカーです。
ブックメーカーとは先に書いたようにギャンブルに近く、日本で最も近いのは競馬です。
ただ、ブックメーカーの対象はスポーツに限らず、政治の勝敗等にまで及びます。
で、お金を賭けたチームが勝利すれば、設定された倍率に応じて報酬が受け取れますが、負ければ0になります。
今回の案件の「資産運用アプリOSB」というのは、どのチームが勝つかの予想を知らせてくれるシグナルツールとの事。
よって、OSB通りに投資すれば勝率7割を維持できるとの事です。
一見すると凄く美味しい話に見えますが、美味しい話には往々にして裏があります。
今回も例外ではなく、まず、OSBを使うには紹介制かつ月額課金制となっていて、毎月2万円の費用が発生します。
年間にして24万円になるので高額塾と大差ない値段設定になります。
少なくとも年間「24万円以上の利益」がないと儲からないのです。
しかも日本語対応していませんので、手続等は英語で行う必要がありますので英語がある程度読めないとツールを使うにも一苦労する事になります。
セールスレターでは
「明らかに高齢者がターゲット」
の記載になっていますが、英語が読めない場合はそもそもスタートの時点で「ツールを使えない」という可能性すらあるわけですね。
また、今回のセールスレターではまるで「年収1000万円を保証している」ように見えますが、ここも矛盾しています。
というのが、掛け金の総額から運営元が差し引いた総額を勝った人で分配するからです。
つまり、勝った人が多くなればなるほど分配される金額も少なくなるわけです。
海外のスポーツでも実力差があるチーム同士の対戦の場合、倍率が1.01倍とかは普通にあります。
そうなると、掛け金がほぼそのまま返ってくるだけで儲からないのです。
それを踏まえ、仮にOSBを使っている人がもし本当にみんな勝利するのであれば実践者が増えれば増えるほど同じ対象に投資をする事になります。
結果、倍率は低くなり、勝利しても儲からなくなったりするわけですね。
おまけに、勝率によって賭けられる金額をコントロールするブックメーカーもあります。
ですから、ブックメーカーで一定額以上を稼ごうとすれば、他のブックメーカーに口座を新しく開設していく、という流れになります。
口座を新しく開設するにはそれだけの資金が必要となり、その点でもリスクが高くなってしまうわけです。
という事で、今回のオファーには色々な矛盾点もあるので十分に注意するようにしてください。
坂本健太 資産運用アプリOSB まとめ
という事でお勧めできません。
ギャンブルとして遊び感覚でやるならブックメーカーは楽しいかもしれませんが、「資産運用」という感覚で取り組むと痛い目にあう可能性が高いです。
そもそも、このOSBというツール自体が孫の代まで通用するかというと極めて怪しいでしょう（笑）
どうして坂本健太さんが今回OSBを勧めているかというと、OSBは1件紹介するごとに8,000円の報酬が入るからです。
つまり、坂本健太さんの狙いはあくまでも紹介料にあるという事です。
もし、坂本健太さんがブックメーカーで稼いでいるとしても、敢えてOSBを紹介するメリットもありません。
何故なら、紹介すればするほどライバルが増えてしまい、結果的にOSBが良いものであればあるほど自分が得られる配当自体が安くなってしまうからです。
今回のオファーはある程度稼いでいる人であればこれらの矛盾に気付くので、まず手を出さない内容になっています。
ただ、初心者の場合はこういうオファーに対して期待を感じてしまうのです。
それで稼げれば良いのですが決して稼げる内容ではないので注意が必要となっています。
もし、少しでも不安がある場合はこちらの記事などこの業界の裏側について書いているので勉強してみてくださいね。
また、ネットビジネスで最初の10万円を稼ぐ方法についてはこちらに書いています。
＞＞ネットビジネスで最初の10万円を稼ぐには何をしたらいいか？
という事で参考になれば幸いです。
それでは上原でした。
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