上原です。
今回メルマガ読者の方から届いた質問で、同じような疑問を持っている人も多いかと思いますので今回の記事にてシェアしたいと思います。
その質問というのは以下の通りです。
「いつもお世話になっています。
私も情報発信のブログをはじめました。
でも、早速壁にぶつかってしまいました。
私には自慢できるような実績もないし実際にまだ成功できていません。
嘘になってしまうのですが
「100万円稼いでいる」
という風に書いても良いのでしょうか?
上原さんはまだ稼いでいなかった時にどういう風に実績をアピールしていましたか?」
以上が今回のご質問です。
恐らく、情報発信をスタートした時点では、似たような点で悩む人は多いのではないかと思います。
という事でこの点について今回書いていきたいと思います。
ネットビジネスやアフィリエイトで実績のアピールよりも大事なものとは?
実際問題、この業界は本当に「嘘」が多いのが実情です。
「私は100万円稼いでいる」
なんて誰にでも言えてしまうし、高額塾のオファーなんて誇大なのも良いところです。
どうして嘘が多くなるかという理由は単純に
「見る側は確かめようがないから」
となります。
売上とかの画像もどこかのサイトから画像を拝借してきたり、使い回ししているとか本当に多いですからね。
この点を踏まえて、今回のご質問の
「嘘ついてまで実績をアピールする方が良いか」
というと点において、私個人の意見として「しない方が良い」と思います。
何故なら、そういう簡易的なハリボテ作戦は普通に見る人が見れば分かりますし、よほどの初心者でない限り、どれくらい稼いでいるかというのは、そのブログ等のコンテンツの質を見ればおおよその数値は「感覚で」分かるからです。
実際に100万円稼いでいる人が書くメールの10行に含まれる内容と、全く稼いでいない人が書くメールの10行に含まれる内容とでは、「同じ10行」でも全くその中の発言の重みであったり説得力が違うものになります。
例えるなら、稼いでいない人の10行の文章は
「本当は1行で書ける事を10行に引き延ばしただけの10行」
であり、稼いでいる人の10行の文章は
「本来は100行で書く情報量を10行に凝縮した10行」
になっているわけです。
これらを見た時に、文章としてのレベルが違いすぎますので、「見た瞬間に大体のレベルが分かる」という事になり、変に誇大な情報を出す事で逆効果にさえなり得ます。
「あの人、稼いでいるって言っているのに何だか情報が薄っぺらいよね」
と内心感じられてしまうという事ですね。
それで客離れが起きるという事です。
まあ、高額塾のように役者を雇って演技してもらうパターンもありますが、基本的にはボロが出ると私は思います。
ですので、実績というものをアピールするよりも
「発信する情報の質を高める事」
をより重視する方が間違いなく良いと思います。
何だかんだで「質が高い情報発信」だと
「このブログは面白いな」
と思ってくれる人は絶対にいますからね。
そういう人がファンになってくれるとやはり強いですし、そういうところから売上は上がっていくわけです。
極端な話、実績がなくても文章が良ければ普通に売上は上がります。
これはやはり日々の訓練が重要で、毎日継続的に記事を書いたりメルマガ等で情報発信していく中で磨かれるものになります。
「実績に頼らず文章で勝負する」
と意識するとそれだけ説得力は増します。
ちなみに、
「文章力が高い方が良い」
のはもちろんですが、
「文章力が高くなければ人の心を動かせないし人に何かを売ることが出来ない」
というとそうとは限りません。
例えばラブレター。
別にラブレターに文章力は必要ありませんよね。
それよりも大事なのは「想い」とか「本気度」とかではないかと思います。
たとえ文章力が無くても、想いが伝わってくるならラブレターとしてグッとくるわけです。
ブログにも同じことが言えて、別に文章力が高くなくても人の心を動かす事は出来ます。
アメブロなんかを観察してみると、アメブロで稼いでいる人とかは特に文章が上手いという属性の人は稀です。
ただ、人として魅力を感じるブログは多いから売れるという構図なんですよね。
これも一種の情報の質なんです。
どうすれば情報の質が高くなるかは、この辺の記事も併せて参考にしてみて下さい。
>>「良いコンテンツ」って結局どんなコンテンツなのか?上原的な答え
ネットビジネスやアフィリエイトで「実績自慢」は有効なのか?
あと、もう一点。
仮に実績が出たとしても、
「実績のアピールのし過ぎ」
も、あまり良くないと思います。
まあ、最低限しないと売れないのも事実で、多少はアピールした方が良いです。
ちなみに、ここ最近の私の売上はこんな感じです。
多い日は1日で10万近いし、最低でも2万円は超えている状況です。
これが多いのか少ないのかは置いておき、事実としての実績になるわけですね。
こういう感じで実績をたまに小出しにするくらいだと問題ないかと思います。
ただ、だからと言って実績を過度にアピールしまくると、それだけ実績に吸い寄せられた属性の見込み客が増えていきます。
すると、どうなるかというと
「実績がある人から教われば自動的に成功できるんだ」
という意識で購入される人が増えてしまいます。
特に、初心者層にはこういう考え方の人が多いです。
まあ、多かれ少なかれ、誰でもそういう部分はありますが、実績を過度にアピールする事で本来自分の力で取り組もうという人ですら、潜在意識で
「この人から買えば成功させてもらえる」
という様な依存心を引き出してしまう可能性は否定できません。
そうした依存心が出てしまうと、結局のところビジネスに取り組んでも結果は出ませんし、結果が出ないからこそ売る側から見ると「顧客満足が満たされない」という結果になってしまいます。
下手すると、売った相手が悪いと
「稼いでいるフリしている人が詐欺商材を売りつけてきた」
みたいな事を言い出す購入者も出てきます。
短期的には実績を出せば売上があがりますが、そういう依存心を引き出してしまう事によって「成功できなかったお客さん」が増える事になり、長期的には売上が下がる懸念も捨て切れないんです。
まあ、飲食店とかもそうですが、
「マナーが悪いお客」
をたくさん集めてしまうと
「本当に来てほしいお客」
が逃げていってしまうケースがあります。
だからこそ、お店によってはドレスコードだとかそういう
「最低限のハードル」
のようなものがあるわけです。
私が本業で運営しているサロンも同様に、そうした質の低い見込み客を選別するために、どちらかと言えば高額な部類に入る値段設定をしています。
基本的にはこれと同じ原理で
「本当に来てほしいお客」
が果たして実績アピールをすれば来てくれるのかという話です。
むしろ、私はこのブログにおいては
「上原が発信する情報に共感してくれる人」
がお客さんになってくれる方が嬉しいし、そういう人の方が経験上は例外なく伸びるんですよね。
伸びる人が増えるとやはりそれが良い循環を生み出し、必然的にサイトの売上も上がっていきます。
まあ、この辺はアフィリエイターによっても意見が分かれるところでしょうし、人によってはとにかく誇大でも良いから短期的にガンガン取れるだけ取る方が良いって人もいます。
それはそういう考えとして普通に「アリ」ですし、私がどうこう言う話でもありません。
実績アピールとかにも実はデメリットもありますし、様々な考え方があるので柔軟に捉えたほうがこの辺は自分がサイトを作る際の幅も広がると思います。
という事で参考にされてください。
それでは上原でした。
PS.
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・Youtube系のノウハウ
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